影牢 What is there?
孤独な世界で
もう一つの影に今 何を想うのだろう
表示される不完全な数式の羅列に 未熟な自分を宿して
心は何処にあると言うのだろう
例え 声を出して泣いたとしても
空っぽの心
何か残すことが出来るのか
例え 声を殺して祈ったとしても
冷めた瞳 何か残すことが出来るのか
何か運命がある訳では無く
だとしても
この存在は記号の羅列に
意味と自らの心 探して
最後の時に 何か変わる気がして
気付くまで その瞬間まで
孤独に囚われた牢獄で ひとり静かに 飛び続ける