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トネリコの繋ぐ宙 -2 開闢篇  作者: あーもんどツリー
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なにはともあれ

『┣エ○┗\∃∠⊃上』

炙り出して紙に現れたのは、そんな暗号。


ひっくり返し縦にして横にして、それでも俺には何が記されているのか解らなかった。


「これを送って来たのは?」


桜海がそう訊いてくるので俺は、それに素直に答えることにした。

「これを俺に送ってきたのは、睛堂(せいどう) 慶三(よしみつ)。・・・校長だよ」


桜海は驚いたようだったが、それをおくびにも出していないかのように振る舞う。

「・・・だとしたら、至極あの人らしいです」


どういうことなのだろう。


「校長は、こういう暗号文が大好きな人でした。ただ、一見難解に出来ているものは、大抵答えがとても簡単なんです。あの人、こうも言っていました。

・・・柔軟な視点を持つんだ、と」


はいはい、俺は硬いですよ。

と思いつつ、再び紙の暗号を見てみる。


『┣エ○┗\∃∠⊃上』


「・・・」

駄目だ、やはり判らない。

ゆっくり、紙を傾けて見る。


「・・・っっ!!」


俺は桜海を呼んだ。

「その顔を見る限りだと答えが出たんですね?」


「ああ。ここに記されている内容は

『THorノ山へUケ』。

『トールの山へ行け』ってなってるんだよ!!」


「それって何処です?」


・・・・・・あ。

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