少女救出(誘拐?)
あい、プロローグは、いっしゅーかんくらいかけました。
これは……プロローグを投稿してから今が5:26だから…………ナンデダロウ、全く眠くないや。
てなわけで、誤字脱字があるかもしれません!その場合は─────
コメントよろです!!
↑(コメントほしいんだよぉぉおお!!)
それは、いつものように可愛い女の子たちが、襲われていないかのパトロール(という名分の覗き)を空を飛びながらしていた。
実は最近、自分で生殺しを味わうのが趣味なのだよ。
「ん?」
ふと、あるものを見つけて足──じゃなくて──飛ぶのを止める。
「あれは・・・・」
俺の視線の先、その路地に幼女の叫び声が聞こえたのだ。恐らく暴力を振られているのだろう。
だが、幽霊の俺はそれに干渉することはできず、その場に行っても幼女の虐待現場を見て胸糞を悪くさせるだけだ。
それでも1人のロリコn……ゲフンゲフン・・・・じゃなくて、1人の幽霊として見ていよう。そうしよう
その場に行くと、やはり男が幼女(と言うより、少女か)に暴力を振るっていた。
少女の髪は黒い・・・・この世界、特に『原祖種』の中では黒髪は不吉の象徴とされている。この娘も忌み子として、迫害されているのだろう。
これまで見た中で、黒い髪の持ち主が実際に不吉な存在だったということは無かった。ただ周りと違うだけで差別されているのだ。
そして、この娘も同じように・・・・。
だが、俺のその予想は俺が少女の近くに寄った時に覆された。
「なッ!?」
その赤い瞳で少女は見ていた──常人には虚空にしか見えない俺を・・・・!!
「どこみてんだよ!餓鬼がァ!!」
突然、少女が自分を無視したことに逆上したのか、男が少女に殴りかかる。
──させるかッ!
俺は思い切って、何も触れないはずの手で少女の手を
───掴めた!!
そして、全力で少女の手を引き上げ、間一髪男の拳から回避させる。そのまま少女の体を抱きかかえ空へ飛翔した。
振り返ると男は路地裏で、よほど驚いたのか尻餅をつき唖然としている。
──俺はひたすら、自分の心に刻み込んだ。数十億年ぶりの人の温もりを・・・・。
ああ、温かいってこういうことなんだ・・・・。
温度を感じず、どんな気候でも耐えられるこの体で温もりを感じられている。それだけで、出る訳はないのだが涙が溢れそうだった。
「お兄さん・・・・」
少女が口を開く。「お兄さん」に深い感銘を受けながら、少し要望してみる。
「できれば──できれば、佳斗って呼んでくれないか?」
「え?お兄さんって、女の人?確かに女の人っぽいような・・・・」
ケイトはこちらでは女性に多い名前だった。
「いや、男だから……」
まあ、自分でもビックリの童顔お化け(16)だから驚きはしないけど。
それでも、自分の名前を呼んでもらった嬉しさのあまり、笑みがこぼれる。そんな俺を少女は不思議そうに見ていた。
「ケイトは何なの?」
「いきなり、スゴイことを聞くね。何って言うなら、この世の誰よりもこの星を見ている幽霊かな?」
あ、ヤバイ。かっこつけようとしすぎて、口調がイケメン気取りみたいに・・・・。
どこに行くかの見当は付いていた。もしもの時、女の子を連れ込むために昔から考えていた場所という訳ではない。だが、その前に───
「一応聞くけど、帰るとこある?」
「ないよ」
黒髪の子供が捨てられるのは、別に珍しいことじゃないしな。(よし、これで誘拐ではなくなった)
はい、読んでくださり有難うございます(っ'ヮ'c)
中学生の拙い語彙や文章ですが、がんばりまふ!
あと、1話あたり多分文字数が2000文字弱になると思います。
ちなみにケイトくんは、バリバリの日本人でバリバリの童顔お化けなイケメソって設定です。ナルシスト設定を付けたくなかったので、ここにかかせてもらいました。
では
| |彡サッ←茶番
|柱|
| |ω・`)チラッ