操られていた感情
「いったぁ!!」
湖季が神社の壁にぶつかり悲鳴を上げた。
「あれ……何かあの子、さっきと違う感じがするわよ?」
「確かになぁ」
霊夢、緑野が話していると湖季が、
「あれ……ここは博麗神社?
私は何をしていたの……とは言わないけど、何でここにいるの?」
と言った。
「うわぁ……何よこのありがち展開」
「そこまで言うか?霊夢s……霊夢」
「え……ちょっと何よ……酷いわ二人共……」
どうやら湖季には状況がよく分かっていないらしい。
「おい湖季」
「ん?何よ」
「私は上等か?」
「は?何言ってんの?」
「キニスルナ」
本当に戻っているか確かめたかったようだ。
「で……一体何がどーなってんの?」
「それはね……あんたは感情が暴走してたのよ」
「え?何で分かるんだ?」
「勘よ。直感」
「え」
「巫女さんの勘は頼りになるからねー!」
「え、湖季まで言うのか?」
その時、さっきまでの湖季とよく似た別の気を霊夢達は感じた。
「何だ……この変な感じは?」
「紅魔館から感じるわね」
「何か良く分かんないけど……
私も紅魔館に行けばいいのかしら?」
「そうなるわね」
湖季を仲間に加えた霊夢達は、
紅魔館を目指す事にした……。