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Ⅴ:Let's 自己紹介

 前回のあらすじ。


・僕は何もできない!


・青いのに全てにおいて敗北!


・眉毛からビーム!


・ギガントベアーを倒した!

「……で、その子(青いの)って何なのよ!」


「いや、そんな事言われても……」


 ギガントベアーを倒した後、迷い迷って3時間。


 小屋を見つけた僕達は、そこで休憩をとっていた。


「あんな強力な魔法、ボスクラスじゃないと使えないはずよ!?」


「私も初めて見ましたっ! 何で使えるんですか!?」


「いや、だから……」


 僕にとっては、尋問タイムとなっているけど。


「……じゃあ、話を変えるわ。 どこで仲間にしたの?」


 どうやらこのままじゃ変わらないと判断したのか、ポニーテールが質問を変えてきた。


 これなら答えられるぞ!


「家の玄関」


 ……すると、2人の目が点になった。


「……え? もう一回言ってくれる?」


「家の玄関」


「……もう一度お願いします」


「家の玄関」


「…………もうちょっと詳しくお願いします」


 えぇい、しつこい!


「だ~か~ら~! 僕ン家の玄関! 僕ン家の入り口をの戸を開けて、少し進んだ所! わかった!?」


「「…………う、うん(コクコク)」」


 相変わらず目が点になっているが…… どうやら理解してくれたらしく、首を縦に振ってくれた。


「わかればよろしい。 で、アンタ達は?」


 それを聞いて、まずポニーテールの方が口を開く。


「えっと、アタシの名前は『トウカ』。 種族は【人間族(ヒューマン)】よ」


 続いて、エルフ(?)が話し始める。


「私は『シズク』です。 種族は【精霊族(エルフ)】です」


 やっぱりエルフか。 耳尖ってるしな。


「んじゃ、アタシ達が名乗ったんだからアンタも名乗りなさいよ」


 自分の予想が当たっていた事に優越感を抱いていると、ポニーテール――トウカ、だっけ?――が、僕にも名乗るように指示してきた。


「えっと……」


 さて、困った。 種族は人間で良いとして、僕の職業……? 学生か?


 若干冷や汗をかいていると、ウインドウが頭に浮かんできた。



『 ■■■■■ Lv5


  HP 25

  MP 1


  種族:【人間族(ヒューマン)


  職業:【魔物使い(モンスターテイマー)


  装備品

 ・武器:無し。

 ・防具:【学生服】…学生の象徴。 特に効果は無い。

 ・装飾品:無し。


  特殊能力

 ・【魔物使役】:魔物を仲間にする事ができる。 頑張れば魔物軍団とかできそう。

 ・【ツッコミ】:ツッコミ役。 いかなるボケにも反応する事ができる。

 ・【最弱】:自分以外の敵味方の与ダメージを2倍、被ダメージを半分にする。 要するに自分だけが弱くなる。


  魔法

 ・【ヒール】:仲間1人のHPを少し回復。 ただし燃費が悪い。…消費MP7


  特技

 ・【土下座】:最上級の謝り方。 たまに頭を踏まれる。…消費MP1 』



 おぉ! 前よりも詳しくなってる! しかもLvが上がってる! さらに魔法が使えるようになってる!


 そして、言いたい事が満載だ! だがあえてツッコまないぞ!


 ……とりあえず、土下座が使えるようになっただけ良しとするか。


「ちょっと! 早く名乗りなさいよ!」


 おっと、トウカさんがお怒りのご様子。 このままでは殴られてしまうだろう。


「え~っと……名前は「ピュイピュイ~♪」種族は【人間族(ヒューマン)】だってさ」


 ……これで良いのかな?


「……すいません。 もう一度お名前を……」


「だから、僕の名前は「ピャピャッピ!」だって」


「……名前を言いたくないの?」


 いや、そうじゃないんだけど……


「……まぁいいわ。 で、この子達は?」


 トウカは、青いのと赤いのを指差してそう言った。


「青いスライムと赤いスライムだけど?」


 そう言うと、2人は哀れな者を見るような顔をする。 ……何か変な事言ったか?


「そうじゃなくて…… この2匹の名前ですよ」


 シズク(だっけ?)が補足する。


 ……そう言えば決めて無かった。 ってか、赤いのって仲間にしたっけ?


 ふと赤いのを見ると、頭にウインドウが浮かんだ。



『 スライム(赤)は、いつの間にか仲間になっていたようだ!


  スライム(赤)が仲間になった! 』



 何これ!? 強制イベントなの!?



『 スライム(青)・スライム(赤)に名前をつけますか?  →はい   いいえ 』



 更にウインドウが出現。 さて、名前どうしようか。


「う~ん……よし! これから、青いのは『ショボン』。 赤いのは『キリー』だ!」


「ピュイッ!」


「ピャピッ!」


 喜んでくれてるみたいだ。 良かった。


 ……名前の由来? 『(´・ω・`)ショボーン』と『(`・ω・´)キリッ』が由来ですが何か?


「……まぁ良いわ。 それじゃあ、そろそろ行くわよ」


 満足したようで、トウカが立ち上がる。 とは言っても――


「……トウカちゃん。 もう、外真っ暗だよ?」


「夜の森程、危険な場所は無いと思うが……」


「ピュイ」


「ピャピ」


 全員でトウカを白い目で見る。


「うっ……わかったわよ……」


 渋々いった表情で座るトウカ。 かな~り不機嫌なご様子。



 ~~今後の事を話し合い中~~



 あれから話し合った結果……今日はこの小屋に泊まる事に。


 …………まぁ、僕だけは見張りで寝れませんがね! 畜生!

2/24)ウインドウ内の【魔物使役】の項を訂正。

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