何者かになりたかった。
僕がこの活動を始めたきっかけや理由について軽く書いてみました。
ほぼ初めて書いたようなものなので、読みづらい点もあるかと思いますが、お手隙の際にでも読んで欲しいです。
何者かになりたかった。
何でもいい。ただ漠然と。
このまま、家と会社の往復に人生を捧げるのか。
新卒1年目の若輩ながら、そんなことを思っていた。
ある日、ふらっと立ち寄った書店で、一冊の本を手に取った。
最果タヒさんの「夜空はいつでも最高密度の青色だ」だ。
ページをめくる度に、抽象度の高さに意味が分からなくなった。
この人は何を伝えたいんだろう。
何が言いたいんだろう。
混乱した。
でもなぜか、同時に溢れてきた。
「僕も何かを生み出したい」という衝動が。
こうして初めて書いた詩、「無」だ。
最後の「楽しいね」は
皮肉的なメタファーとしての役割を持っているが
書きながら本当に楽しかったから書いた言葉でもある。
いくつか作品が出来上がってきた頃、試しにSNSに投稿してみた。
いいねがついた。
誰かの何者かになれた。
嬉しかった。安心した。
僕の言葉は多くの人に刺さるものではないかもしれない。
でも、確実に刺さる人はいる。
SNSに溢れる安っぽい共感を得るためだけの恋愛の詩じゃいいねは増えても人の心は救えない。
今日もどこかに救いを求める人がいる。
でもただ
「大丈夫だよ」
なんて言ってやるつもりもない。
そんな言葉、みんな聞き飽きた。
だから僕は僕なりのやり方で誰かの何者かになる。
僕が僕の生まれた理由を作るために。




