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書庫  作者: ほてぽて林檎
8/16

記号断章:天使なき赦免

 

 “罰”がなければ、“赦し”は意味をなさない。

 “代償”なき愛は、傲慢と無関心の交差点に落ちる。


 ……彼女の名は刻まれていない。


 ………

 記録上、最も『世界を救った』とされる聖女のひとり。

 …


 だが同時に、彼女が世界に与えたのは“限界の消失”だった。



【判読不能な記号列】

 ……………………………………



『どこにも苦しみがなければ、

 人は“幸せ”の意味を永久に忘れる』


 その言葉だけが残り、

 ……石碑は、誰にも読めない言語で封じられたまま……

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