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書庫  作者: ほてぽて林檎
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封緘碑文

 

 ………そして、彼女が「私などいなければよかった」と思った夜、

 街一つが燃え落ちた。正確には、軌道上の三基の人工衛星群が同時に消滅した。


 時空の歪み、異常重力、……の…脱――物理学的説明はいくつも試みられたが、

 誰一人として納得に至る証明を成せなかった。


 ゆえに刻む。

 聖女に問うな。聖女に告げるな。聖女に何も思わせるな。


 さもなくば、………は………し、“人”の定義が変わる。


 かつて人であった我々が、次に目覚める時、

 自らの名前を語れるとは限らない。

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