親切な退国届
マッチョは正義
魔力儀式で、まさかの事件が起きたが、、、退国届が起きたら目の前にあるんですけど?!!!
読んでみたら君の魔力はちょっと対応に困ってしまうものとやら、国を大きく巻き込んでしまうから事実上の退国だそうだ。黒剣についても書いてあった。黒剣が弓の形に変化したがそれは、神の弓と呼ばれる「バルサメル」という特徴的で不条理的な武器に似ているとのこと。
う~ん。なんか、意図せず危険物持ってきた子供になった気分。魔力のせいでこんなことになるとは。誰だよリガブってやつは。返事を書くとするかな。こっちの意見も聞いてほしいし。
書いた内容は
・梅打にこのことを共有と協力を促す事を条件にしたい
・今欲しい情報いろいろ
・金銭の問題
この三つを書いてお手伝いさんに渡した。
魔力開放によってアップデートとか言ってたから、ゲームのアップデート内容を確認できるみたくステータス画面からうまいこと、、ってメッセージ来てるな。
アップデートより身体能力の向上と世界への適応が行われました。世界の文字を無意識に利用することができます。
あっ、確かに文字が違うこと忘れたけど普通に書けるし読めてるな。
身体のほうは、わーお。漫画でしか見ない細マッチョになってる。理想的な体になってる
体を探っていたら梅ちゃんが来た。なんか、半裸だから気まずくなるかなと思ったら、
「話があるって使いの人から…」
あへ?さっき手紙出したんだけど、メールくらいの速さで伝わってない?なんかスペシャルなパワーが働いた?
(梅ちゃんが話がある事を知っているなら、話していいって事だよな)
〜なんやかんやの説明〜
話終わったら梅ちゃん頭抱えてた。
「大丈夫か?」
「んなわけ、ないだろ。理解したが……」
「じゃ、早速確認しt」
話し切る前に梅ちゃんがステータス画面から、ツタをまとった短剣を出し、こっちに向けて来た。
「納得はしてない。そもそも何でお前は納得してんだよ。」
えー、見た事ないくらいキレてる。
「まあ、半分くらいふざけんなっていう自分がいるけど、理解しなきゃいけない自分もいんだな。この黒い力について鑑定したんだよ。そしたらさ、文字化けしてて一部しか見れなかったけど明らかヤバそうな事書いてあったんだよ。」
内容的には、黒はすべてを上塗りしてしまう、そして隠しや封印をはがしてしまう。とかなんとか。
「実際、梅ちゃんの魔力がはがれたのは俺の仕業ってわけ。」
もし、違う奴が来たらただ魔力が体からハゲるっていう話だし意外と奇跡っていうな。
「それが、唯一読み取れた文章中の一つってことが余計避ける理由だ。」
悔しいがみんなとは言ったんさらばになる。
「だから、その黒剣を収めてくれ。物騒だし」
梅ちゃんは、目に星を浮かべて見えた。すごく純粋で青く澄んだ星々だった。
「まだ、退国するわけじゃない。まだ込み入っている状況だしな。」
なだめるつもりで言ったが、火に油注いだみたく、素早く短剣を戻して、両手で肩をつかんできて淡々と言った。
「お前は、(あぅ)いつも受け身で(へぁ)いつも(そぃ)危機なとき(しゃ)の馬鹿らしさを(まぃ)発揮しないんだよ!」
ちょっと頭揺れるから肩動かさないで
まぁ、マジな話これ意識してやってるんだけど、言われんのはずい。我儘言うのが得意じゃなくていつもの馬鹿な振りができなくてついやってしまうんだよな。
魔力を持つものが魔力が不足したりましては失うことは命を落とすことに直結してしまうらしい。本で読んだことで確実性のない事柄だけど心配だし。
「事実上の退国だぞ。話によれば裏の組織的なものに入るらしいから。大丈夫!大丈夫!」
「なっ、まあ、お前がいいなら。いいけど。」
顔を引きつらせていないことを確認するようにじっと見つめてきたが、どうやら安心したようだ。
一時解決ということのため、コッソリ後ろから鑑定して部屋から出てもらった。
さてー見てみるとするかな
〈名称〉 梅打 桐岡
魔力色 白 <緑の加護>
武器 黒剣 アサルトネルソン 魔人の器創造金
ACT300
PW500
MP500
スキル
「緑界」展開
「アイテムボックス」
「鑑定士」
「黒剣解放」
「魔力交換」
なんか、俺の上位互換なステータスしてるな。
基本的に、5星席と7騎士は、超人的な身体能力がアップデートされます。
どれくらいかというと、吉田沙保里と室伏広治が合体して上からのウサイン・ボルトふりかけて、オラウータンを添えたぐらいにすごいです。