表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/29

19話:同時多発テロと不明な点とその後

 しかし、テレビをじっと見ていると飛行機がビルに突っ込む様子が映り何かの映画の様な感じがした。するとNHKのアナウンサーが、緊張した面持ちで少しお待ち下さいと言いアメリカで大型旅客機がマンハッタンのワールドトレードセンターに衝突した模様と困惑した顔で話した。その後、少しお待ち下さいテロップが出た。それでNHKでも情報収集と確認に手間どっている事がわかった。


 しばらくして大きな事故が起きた模様ですとアナウンサーが困惑した顔で語った。その後、テロ事件の可能性がありますと男性アナウンサーが告げ、しばらくお待ち下さいと言った。そして、次ぎニューヨークで大型旅客機を使ったテロ事件が発生した模様とアナウンサーが真剣な顔で語った。それを見て、熊坂夫妻は、まるでテレビに魔法をかけられたように目を離すことができなくなった。


 しばらくしてアメリカ同時多発テロ事件が発生した模様と報道した。米国時間8時46分、日本時間21時46分頃、アメリカン航空11便がワールドトレードセンター北棟に突っ込んでビルが崩壊した模様と告げた。その後、約30分後、米国時間9時3分にユナイテッド航空175便が南棟にそれぞれ突入した。南棟は突入から56分後、北棟は1時間42分後に崩壊した。


 破片と火災は、47階建てのワールドトレードセンターで起きた。さらにワールドトレードセンターの他の全ての建物、または一部が、完全に崩壊した。そのニュースを見て、なかなか寝付けなかった。しかし、酒を飲んで何とか眠りついた。翌朝、3機目のアメリカン航空77便もハイジャックされバージニア州アーリントン郡のペンタゴン「アメリカ国防総省本庁舎」に激突した。


 そのため、アメリカ国防総省本庁舎の建物の西側が部分的に崩壊した。4機目のユナイテッド航空93便は当初、ワシントンD.C.に向かって飛行していたが、ハイジャックにあった。その後、乗員乗客がハイジャック犯の拘束を試み、ハイジャック犯ともみ合っていた。そうして、ペンシルバニア州ストーニークリーク郡区の野原に墜落した。


 ワールドトレードセンターとその周辺のインフラの破壊は、ニューヨーク市の経済に深刻な打撃を与え世界市場に大きな影響を与えた。アメリカとカナダの民間空域は、9月13日まで閉鎖された。ウォール街も9月17日まで閉鎖された。また、さらなる攻撃への警戒や恐れから多くの閉鎖、避難、キャンセルが続いた。


 捜査の結果アルカイダと指導者のビン・ラーディンに嫌疑がかけられアメリカは2001年10月に対テロ戦争を開始しアフガニスタンに侵攻。アフガニスタンからのアルカイダの追放と指導者であるビン・ラーディンの引き渡しを要求。その後、それに従わなかったタリバンを退陣させた。ビン・ラディンは当初、関与を否定していた。


 2004年には、テロ攻撃の責任が自らにある事を認めた。アルカイダとビンラディンは、アメリカのイスラエル支援、サウジアラビアでのアメリカ軍の存在イラクに対する制裁を動機として挙げた。ワールドトレードセンター跡地の清掃は2002年5月に完了しペンタゴンは1年以内に修復された。


 ワールドトレードセンターの建設は2006年11月に開始2014年11月に完成した。ニューヨーク市の911メモリアル&ミュージアムを始めバージニア州アーリントン郡のペンタゴンメモリアル、ペンシルバニア州の墜落現場にある93便ナショナルメモリアルなど多数の慰霊碑が建設された。しかし同時多発テロに対して虚偽ではないかと多くの問題が突きつけられた。


 その1つ、事件陰謀説はテロ事件をアメリカ政府は事前に事件を察知したが何らかの理由で発生を見逃した。または自作自演であったとする説。自作自演説は、「アメリカ政府とアメリカ軍が、遠隔操作の貨物機やミサイル、建物内に仕掛けた爆破解体用の爆薬を使ってツインタワーやペンタゴンを破壊した。そして、通説のようなテロ事件であると報道機関を用いて演出した」とする説である。


 現在では、見逃し説に代わる陰謀説の主流となっている。ワールドトレードセンターのツインタワー両棟崩壊について虚偽ではないとの論争が起きた。9月12日、1984年以来、日経平均株価が終値で1万円を下回った。青森県住宅供給公社巨額横領事件が発生した。この事件については、青森県住宅供給公社の元経理担当主幹A逮捕当時44歳が容疑者として浮かび上がった。


 その後、1993年2月から2001年迄に約14億6千万円を横領した事が判明した事件である。2001年度仙台国税局税務調査を切っ掛けに発覚。横領は1993年2月から始まったが、公訴時効のため減額され、最終的な横領総額は、1994年10月以降の約14億5千万円に対し横領罪で起訴された。


 Aは、1993年、青森市の飲食店でチリ人女性アニータ・アルバラードと知り合った。その後と結婚し1997年から横領額が急増し、約11億円がチリ人妻に渡ったとされた。2002年、青森地裁は懲役14年「求刑は15年」の実刑判決を言い渡した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ