声劇用台本(三人用、簡単) タイトル、オバケごっこ
登場人物
じゅん♂←男の子華奢で、女の子にも間違われることがある
みゆき♀←やや内気、家はお金持ち
まや♀←男の子にも強気、イタズラ好き
…舞台…
学校の近くにポツンと立つ古民家、幽霊が出ると噂がある
*スタート*
まや「じゅん! そっちに何かいた?」
じゅん「いや何もいないよ、本当にだーれも住んでないみたいだ」
みゆき「幽霊が出るって噂はただの噂だったんだね、良かった」
ーー
じゅん「でも本当にいるのかな?お化けって」
みゆき「わたしはいると思う、お爺様が昔天狗を見たって言ってたわ」
まや「きっと鼻が長いオッサンを見間違えたのよ、
あ!そうだぁ良いこと考えた♪」
じゅん、みゆき「良いこと??」
まや「ここ(この古民家)を、私たちでお化け屋敷にするのよ、出ると噂なら誰かお客が来るかもしれないし」
みゆき「つまり、わたしたちがお化けになるの?
…やったことないけと面白そう!」
まや「そお互いにお化けにコスプレするの、どうせなら当日までコスプレの内容は秘密、どう?」
じゅん「もちろん暗くなってから…するんだよね? ちょっと怖いけど、やろうよ!」
ー夜演出のフクロウの効果音等必要ー
みゆき「く、暗いなぁ…ってアレ!」
じゅん「提灯が…浮いてる?」
まや「ウラメーシヤァ」
じゅん、みゆき「(キャァやウワァなど驚くアドリブOK)」
まや「どお?驚いた?」
じゅん「提灯が飛んできたと思ったら突然出てくるんだもん」
みゆき「驚いちゃったぁ」
ーー
みゆき「…無い…どうしよ…困ったわ」
まや「みゆきどうしたの?」
じゅん「僕たちも探そうか?」
みゆき「わたしの顔が…カオが無いの」
じゅん「のっぺらぼうだぁ」
まや「きゃあああ」
ーー
みゆき「えへへ、怖いかな?」
まや「ふ、雰囲気あるわね、みゆき」
じゅん「こ、怖かったぁ、あボクちょっと…お手洗いに」
ーじゅんミュートにして待機ー
まや「じゅん遅くない?」
みゆき「一緒にトイレに行ってみる?」
じゅん「ネェ…あたしと…一緒に遊びましょ?」
まや、みゆき「でたぁああ(絶叫、アドリブOK)」
じゅん「ごめんゴメン、ボク、ボクだよ!」
みゆき「な、なんだぁ、じゅん君かぁ」
まや「女装するなんて、発想が凄かったわ、さすがじゅんね!」
ー終わりー