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必殺、グラビティ・バウンド

光秀は何をするのかと思えば、何回も能力球をあてて、無駄にガーゴイルを飛ば

しているだけだった。

……何も考えてなかったな?

ガーゴイルはまたしても光秀に向かって行く、光秀はまたしても、能力球を蹴り

飛ばす。……が、なんと、ガーゴイルは能力球を避けてしまった。そして、石化

して向かってきた。

見ていられない僕は盾を出し、ガーゴイルを光秀に飛ばされた位置にまで戻した。

ガーゴイルはキョロキョロ、辺りを見回している。

その間に、級長は光秀のところに行き、

「大丈夫?」

と声をかけた。何やら二人で話している。僕も駆けつけると、

「それでいいの?」

「ああ、これで、ガーゴイルも倒せる、俺の必殺技も完成だ」

と、話していた。

級長は空中に五角形を描くと地面を少し削り、鉄の靴へと変化させた。

光秀は右足にそれを履くと、飛んだ。重くないのか、と訊くと、鉄靴に

も飛ぶ能力を付加させているらしい。

……と、ガーゴイルが石化して再び向かってきた。光秀は飛んで行き、ジェット

パンチをあてた。キックじゃないのか?

そして、後方へと下がったガーゴイルはなんと、さっきはずした能力球にあたり

、光秀の元へと、すごい勢いで戻ってきた。

……石化したままで。

光秀は横に一回転すると、ガーゴイルの頭めがけて右足の鉄靴をあて、見事に粉砕した。

……のだが、蹴ったとたん、石の破片が光秀に行くことはわかっていたので、ガーゴ

イル全てを、光秀が蹴った後すぐに、光秀のはずした能力球のあった位置にまで

戻した。当の光秀は石が飛んだり消えたりして驚いていた。

光秀はこっちに来て、

「悪い、助かった」

と言った。僕は、ツメが甘いよ、と言い、級長は、

「全く無茶するわね」

ヒヤヒヤしたわ、と言っていた。

そして。

「必殺技の名前はもう決めたぜ」

僕は一応光秀に訊いてみた。

「何?」

「マッハキック」

うん、やっぱりセンスのかけらもないな。

級長は重力っぽいからグラビティ・キックにしたら、と言っていた。

うーん、もうひと押しだな。

「グラビティ・バウンド」

後ろで声が聞こえた、と思ったら、晴美だった。条も

いて、ひたいに手をあててやれやれ、と言っている。

どの面下げて戻ってきたんだ、全く。

「ハッ、こいつで決まりだろ」

級長は、この人達の言うことに耳をかさない方がいいわよ、と言ったが、光秀は

、

「か、かっこいい」

目をきらきらさせながら言うのだった。……どうやら、決まったようだ。

条は、

「光秀君はまあまあ、だね。翔君のフォローも悪くないかな。ただ、美智子ちゃ

んはね……、まあ、オマケってことで」

級長は何よ! と、敵意むき出しにしていた。

晴美は、ハッ、と言うと、

「条は甘いな。まあ、リーダーがそう言うなら、お前

らも招待してやるよ、行け、通神閣へ。そして真実を目の当たりにしてこい」

級長が、何で名前や能力を知っているの! と訊くと、晴美は一言、戒に訊いた

、とだけ言った。

僕はちょっと、待って、と言うと、何でお前らは僕達をはかっているんだよ、と

聞き、晴美を殴ろうとした、が簡単によけられ、晴美達は消えて行った。

消える際に、

「行けばわかる、戒に訊けよ」

と聞こえた。

そして、これからどうする、という話になって、光秀は怜を追おう、と提案した

。級長は源さんに連絡した方がいいんじゃない、と言った。僕は、

「怜君を追おう!もしかしたら、戒さんと戦闘になってるかも知れないし、今じ

ゃないと、戒さんはいないような気がする」

光秀は天使界ネットワークに接続し、通神閣と、検索し、通神閣への扉を開いた

。僕達はそれに入って行った。



最近急激に冷え込んできましたね。

みなさん、風邪には十分気をつけて

お過ごしください。


なんて、たまにはまじめなことも書く

筆者でした。


ちなみに光秀の必殺技の名前は、友達に

考えてもらいました。

筆者もネーミングセンスがないもので。


グラビティ・バウンド!


かっこいいですよね。これからも光秀君

には活躍していって欲しいと思います。



そして、随時前書き更新中です。大体三話ごとに更新していますので、

よければ前書きも見ていってください。

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