表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最近のPKerはたるんでると思う  作者: 綿棒派の人
1/2

プロローグ

 VRMMOは多くのゲーマーたちの夢であった。


 そう、()()()()


 時は20XX年、ついに夢は現実となった。今まで無名だったその会社はゲーム業界に彗星のごとく現れ、全世界初のVRMMO『Cross (クロス) Saga (サーガ) Online (オンライン)』略称CSOを発売。


 法的問題や技術的問題の全てを解決し世に送り出されたCSOは、発売発表当初はその完成度を疑問視されるものの、オープンβテストによって想像を絶する程の完成度の高さを証明した。


 「VRMMOは創作の中の物ではなく、正しく現実の物となった。」


 と、βテストに参加した者は口を揃えて言った。


 また、オープンβテストの様子は動画投稿サイトによって一部公開され、一部で噂されていたβテスター買収説も吹き飛んだ。


 満を持して発売されたCSOは、初回発売分の十万本は2日と経たずに完売した。


 更に、第二回分発売後は、その自由度の高さや充実した時間の取れないライトユーザーへの配慮から、従来のゲーマー層だけでなく、幅広い客層に購入され、多くの人々に愛される文句無しの神ゲーとして認定された。


 そんな神ゲーを運良く電気屋の福引きでヘッドギア型VRゲーム機本体と共に手に入れた一人の高校生がいた。


 両親から離れた独り暮らしであり、学校は明日から夏休み、両親からの仕送りは十分な額で月々の接続料も問題ない。VRMMOをやるにはラノベ主人公並みに最高の環境が整っていた。


 彼は昨日壊れた電子レンジと少々奮発して買った電子レンジがちょうど福引き一回分の額だった事に感謝を捧げ、スキップで電子レンジとCSOを抱えて家に帰った。なお途中でスキップは止めた。電子レンジは重かった。


 家に到着した彼は、電子レンジの設置を後回しにしてさっそく仮想世界へとログインを開始した。


 現実ではそこまで目立たない彼、山田太郎の新たなる物語(サーガ)が今始まる!





 この物語は彼による数々の悪行の記録である。

この作品はノリと勢いとトラブルによって投稿を開始したものです。なので更新速度も遅く、誤字脱字等が散見され内容も悲惨な物が投稿される可能性がそこそこあります。それでもよいという人は楽しんで行ってください。感想、誤字脱字報告お待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ