あとがき1
ここまでを「前半」とし、以降は「後半」の扱いとなります。次ページより後半になります。
※2018年7月9日から同年8月13日までの間、後半挿絵制作の為に休載期間を設けておりました。このあとがき1はその為に書かれたものになります。
※あとがきの文章は「書きやすさ」を重視している為、丁寧さを著しく欠いております。
「登場人物たちの言動の意図や背景」
・マシューはしばしば、バートを「兄さん」「長男」と言って"兄弟の上下関係"を強調するが、バートは自分を兄、マシューを弟と呼ぶことは無い。
これはアメリカの年功序列意識の希薄さを表したもので、年齢が力を持つ日本で育った父の影響を受けたマシューだからこその発言である。
・相互理解を深める儀式「日国デー」は、「別視点でお互いの状態を探る」「マシューの所属感の欠如を補う」「家族会議」など多くの意図を含む。
・バートの疾患「ジェレミーズ症候群」こと「J's」は架空の疾患。また、イングリス一族が好んでいた作中登場ドラッグ「ロッカシック」も架空のアイテム。
・ダンケの実の両親はダンケを身籠った為に、ドラッグを辞めようとしてイングリス一族から爪弾きにされていた。また、ダンケが捨てられていたコインロッカーに「Danke」と言う書置きがあったことから彼の名前は「ダンケ・イングリス」となったが、彼を捨てた両親に名前として残した意図は無い。
「オマージュと言えば聞こえの良いパクリ」
・作中登場カードゲームの元ネタは、某ファラオとゲーマー男子高校生の胸アツ少年漫画。マシューのエースソルジャー「ブラッディ・ウィッチ・マリー」はその漫画に登場するキュート&セクシーなマジシャンがモデル。
「設定画」
バート、マシュー、ダンケのキャラクターデザイン資料。
二~十二話+あとがき1の口絵でキャラクター達が着用していた衣装のデザイン資料。
以上。
この後も、描きたいだけ描いたてんこもりの挿絵と共に公開しておりますので、絵と文章併せて、自分の趣味を自分と同じく楽しんでいただけると嬉しいです。
ありがとうございます。
引き続き、B&Cをお楽しみください。




