クルクルちゃんがデレデレちゃんになったようだ
そういえば……と気付く私。
クルクル声を調べて嫌われていないことを知って安堵したが、はたとさらに気付く。
最近、疲れて暇さえあれば寝っ転がっているだけだなって。ちゃんとガリガリ君に構ってやれなかったんじゃないのか?と、猛反省中であります。
言い訳はいくらでもしたいところですが、猫には関係ないこと。猫は、人間の事情はわからんのです。抱っこして、喉撫でて、頭をコショコショっとして、ブラッシングしているだけではやっぱりダメなんだと改めて気付かされた。
だから、付かず離れず、ニャンストーカーしてたのか。クルクルクルクル鳴いてたのか…
ごめんよ、ガリガリ君。
そして、気付いたのなら、遊びまくるのみ!
シンプル・イズ・ベストなガリガリ君の好きそうなおもちゃを買い――でも気に入らず、下僕思いだからかおもちゃを振り回している私を優しく見てくれるんですが遊んでくれない。
なので、もっとシンプルなお菓子の箱のリボン…いやほっそいただの紐で「これはどうっすかね?」と揺らしてみたらば、食いつく食いつく! ガッツリですわ!
そうなりゃ、まあクルクルは鳴きますが、以前のようにべったり私にくっついて寝てみたり、腹の肉加減を前足で確かめてみたり、転がってる私の足の指をなめたり、ときに熱烈に「撫でろ!」と手に頭を擦りつけてくる等…
まだ元には戻ってませんが、彼なりに安心したのではないだろうかと、抱っこして喉を鳴らすガリガリ君に思うのであります。
猫と人間のコミュニケーションで一番大事なのは、『遊ぶ』ってことなのかなぁ…なんて。
ほっとした今日この頃でした。