到着!ランデル!
複雑な気持ちで歩く。魔物はもうでてこない。私は心まで人間になったようだ。ここまで沈んだ気持ちははじめてだ。
「はあ・・。情けないや。こんなところでね。元気をだせ!セレナ!!」
笑顔を作って揚々と歩いていると立派な城が見えてきた。
「着いた!!ランデル!!」
気分が一転し、本当の笑顔で門に向かう。
「すっみませーん!!私ぼーけんしゃになりたくてー!!ぼーけんしゃギルドってどこですかー!!」
私は遠くから走りながら門番に叫ぶ。
「うん?こんな遅くに子供?しかも冒険者って?冗談はよs」
私は門番に軽くドロップキックをいれた。
「ぎ、、ギルドは、、この道をま、まっすぐだ、、、」
「ありがと!じゃーね!あと、これでも17歳だから!」
「しまってる・・・」
当然かあ。もう夜だし。今日はその辺の路地裏で寝るか。
「おうおう嬢ちゃん。こんな夜中に一人とは、襲ってくださいといってるようなもんだぜえ?」
「へへへ」
「バカ二人、か。まあいいわ。金、全部よこしなさい」
「はあ!?何言って・・」
私は使役魔法を使った。
「どうぞ・・。銅貨20枚です・・・。」
「宿代っていくらくらい?」
「銅貨15枚あれば大丈夫かと・・・」
「そう、ありがと。じゃ。」
宿は簡素な作りで、逆にテンションが上がった。
「明日こそギルドにいって、冒険者にならないとね~」
そう思いつつ、ベッドに寝転んだ。




