大陸イルミ
「イルミってどんなところなの?」
「イルミは亜人の大陸で、国はありません。そこらに部族が点在している感じです。しかし、村長や部族長が集まって行く先を決める評議会なるものが開催されています。たまに部族間で戦争が起きますが、その処理なども評議会が取り決めています。」
「ふーん」
「基本的には荒野って感じです。技術力はあまりありません。その代わり、各民族がもつ固有スキルはかなり強力なものや、利便性の高いものもあります。」
「もし敵対したら?」
「・・・さほど脅威にはならないかと。確かに彼らには集団安全保障の関係がありますが、部族間に確執あるのも事実。仲間割れさせることは容易でしょう。」
「評議会は?」
「評議会とは名ばかりの烏合の衆です。表では協力しているようで、裏では利害のことしか考えていません。事実、昨今は部族同士が徒党を組んで戦うこともあり、評議会で止め切れていません」
「人間との関係は?私が生きてたときは一緒に戦ってたじゃん」
「あれ以降関係は悪化しています。今では人間は完全に亜人を下等生物として見ています。亜人も、そんな人間をいいようには思っておりません」
「・・・なんだか大変だね」
「戦争の多い大陸ですから、不安定なのは当然です。我々が闇に潜んでいられたのもこのおかげでしょう。あの大陸は人身売買などの犯罪組織もはびこっております。お気をつけを」




