一段落
「ま、まさか、今のことを分身で・・・?」
「ふふん!すごいでしょー!」
「は、はい。本当に復活なされたのですね・・・!!」
「うんうん!さすが私!てことで、私は勇者のところに行かないとだから!!」
「え、ちょ、ちょっと待ってください!今後のこととか、もっといろいろ話したいことが・・・!!」
「うーん・・・。じゃあ、アサトに頼んでしばらくこの町に滞在することにしてもらうから、そのときにどこかで会おう!じゃ!」
そう言って私はその場を後にした。
「・・・風のような人だな」
「そうですね。昔とは一変されたようですね。まあ、あれはあれで私は好きですが」
「アサトさーん!」
私は駆け足で勇者のところは向かっていた。
「あ!セレナちゃん!」
「無事でなりよりです!」
「えへへ、ただいま~」
マナミはこんな感じだが、他三人は重苦しい顔をしていた。
「やはり、言っていたとおり魔王が復活したんじゃないか?」
「んなわけねーって!700年前だぞ!?700年を超越して生まれ変われる魔法なんかあったら、みんな使ってるって!?」
「しかし、あんなことが出来る存在は、神に相当するわ。それが出来る存在としては、可能性はあると思うわ。そうじゃないと、一体誰があんな魔法を使えるの?」
「まあまあ皆さん落ち着いて!!とりあえず、私たちは勝ったんです!凱旋がてら、城内に入りませんか?」
「・・・そうだな。ここで話し合っても答えが出るわけじゃない」
「・・・そうね。入りましょう」
こうして私たちは、一波乱あったものの、ひとまず北の王国の首都デタンへ入城した。




