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ゲームの中でした

 ミュウが怒ると怖いので、話が平和的に終わって良かったよ。ジムはの事は、まぁ、置いておいて良いよね。

 情報が来るまでやることも無かったし、町中の困り事を聞いて回ってお小遣いを増やしてという、とても異世界へ来た冒険者とは思えない日々を続けていたんだよね。

「で、俺達は何時までこうしてるんだ?俺だけでもレベル上げて転職してって事も出来たんじゃないのか?」


「あんた、バカなの?あ、バカだったわね。どう成長させれば転職出来るか分からないから、わざわざ情報待っているのよ?」


「そうは言うけどよ、もう町中じゃ仕事もねぇぞ?」


「そうですね。私達が出来るお仕事はなくなってますよね。

 今日もお仕事もらえませんでした。懐が寒いです。」


「ねぇ、ちょっとだけさ、外に出てみない?遠くに行くんじゃなくて、門から出るくらいでさ。

 僕達何気に外を見たこと無いじゃない。」


「あ〜、そうでしたね。3人は外に出たことが無かったんですよね。

 街から出ても道があるだけですよ。近くにはモンスターも出ませんし、のどかなものですよ。」


「え?直ぐにモンスターと戦闘にならないのかよ?」


「え?そりゃ、そうですよ。門番さんが近寄ってくるモンスターを処理しますし、冒険者も街道沿いのモンスターは倒しちゃいますし。

 少し離れた森や、林の中じゃ無いとモンスターはいませんよ?」


 僕たち3人は何処までも特殊なんだなって思い知っちゃったよ。

 どうしようかな、やることもないし・・・


「ログアウトして情報集めてみる?」


「今は、それしかねぇか。」


「この前、掲示板を見たけどあまり私達に関係するような事は出てなかったわよ?」


「あれから時間たってるし、確認はしたほうが良いと思うよ?」


「わたしはレベル上げて上級職になれないかやってみます。」


「は?どういうことだよ?経験値が入るような戦闘なんてしてないよな?」


「あんた、本当にバカなの?受付の人が言ってたでしょ?私達、町中のクエストやり続けて上級職になれるかもしれないって。

 あの後もフェアと一緒にどれだけの依頼をこなしたと思ってるのよ。」


「あ?そんな事言ってたか?俺、聞いてないぞ?」


「あぁ、あの時ジムはショックで呆然としてたから、記憶ごと忘れちゃってんじゃないかな?」


「えっ!?そんな都合の良い事ってあるの!?」


「だって、ジムだよ?」


「ごめん、私、まだジムの事を理解してなかったわ。」


「おい!こら!お前等好き勝手言ってんじゃねぇよ!」


 二人共ジムを無視して


「フェア、それじゃ、一緒に行ってもいいかしら?興味もあるし、今後私達もすることになるかもしれないし。」


 と、言う事でフェアの答えを聞く前に表に出ていくミュウ。

 慌てて僕とジムも続く。

 ポツンと残されたフェアは、私、ついてきても良いなんて言ってないのに。と小声で呟き、3人の後を追うのだった。




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