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46 トルメキア帝国 海運都市モンテール編 part 2

フノンが店主から聞いたビックリする話しとは、海の中のダンジョンだった。


アリス「えーーー! 

海の中にダンジョンがあるの! すごいね!」


フノン「海の中のどの辺にあるかも知られてなく、しかも海中に潜らないと行けないから、そのダンジョンに行く冒険者も少ないらしい。それで行けば宝物取り放題ということでいつも変わった道具が持ち込めるという話しでした。」


アリス「それで場所はどこ?」


フノン「海の中」


アリス「どこの海?」


フノン「モンテールの海」


アリス「モンテールのどの辺の海?」


フノン「それは教えてくれなかった」


アリス「駄目じゃん」


フノン「そだね」


アリス「もー!なーんだ!期待して損した!」


サラ「やっぱりあなたは馬鹿だね!」


アリス「馬鹿言うな! で、どうして?」


ディネ「そんなの簡単でしょ! ダンジョンなのよ! ダンジョン特有の魔力を持っているということでしょ!」


アリス「つまり、近くに行けば、魔力を感じ取れるということね! なーんだ。」


ミクリ「ボートを借りて、魔力感じる方に行けばいいということだね。じゃ、明日からボートを借りて、行ってみよう。」


翌朝、アリスたちはボートを借りて、モンテールの海を探索し始めた。ボートに乗って、モンテールの海に入ると、すぐにダンジョンの魔力を感じることができた。


アリス「もう少し右!

行き過ぎ! 左!

そのまま直進!」


数分ボートを進めると、一番強く感じるところでボートを止めた。


アリス「ここだね!」


ミクリ「さあ!みんなで潜りましょう!」


アリス「やだぁ!海の中に入りたくないよー!」


フノン「じゃ、アリスはお留守番だね。」


アリス「やだぁ! 一人で残るのは寂しいよー!」


ミクリ「じゃ、どうするの?」


アリス「ディネ様、セレネ様、探して来て!お願い!」


ディネ「コイツの根端、見え見えじゃない。」


サラ「クズだね!クズ!クズ!」


アリス「クズ!言うな! 賢いと言え!」


ディネ「仕方ない!今回は行ってやるよ!全く!」


ディネとセレネが消えた。

でもすぐに戻ってきた。


ディネ「見つけたわよ!」


アリス「セレネ!エリアワープ!ダンジョンへ!」


アリスたちは、海の中のダンジョンに移動した。


アリス「いやー、便利だよね!ワープって!」


サラ「人間のクズだね!」


アリス「クズ言うな! 賢いと言え!」


アリスたちは、ダンジョンを進み始めた。

するとリザードマンが出て来た。


アリス「面倒くさいな!このダンジョンはそこそこ広いね!

ジェイド!アンデッド オークキングを召喚」


アンデッド オークキングが現れて、リザードマンを倒した。


アリス「アンデッド オークキングはそのまま進んで!」


サラ「人として終わってるね!」


アリス「サラは何を言ってるのかな?

使える物は使う。 当たり前じゃん! かしこいと言いなさい。」


途中、水系の魔物のミズチ、マカラが何度も現れたが、アンデッド オークキングが秒殺してくれた。

第3階層まで行くと通路も狭くなってきたので、オークキングを諦めて、アンデッド アシンに変更した。第3階層からは、ボス戦もクラーケンが登場するが、アンデッド アシンは、秒殺してくれた。そして、アリスとミクリとフノンは、何もしないまま、第6階層まで進んだ。


ノーム「あのー?いつ?私の出番がくるのでしょうか?

水系の魔物には、土系の魔法だからって言うから、ずっと準備しているのですけど、ぜんぜん出番がないのですが。どういうことでしょう?」


アリス「いやーーー。アンデッドがここまで頑張るとは思っていなかったので、ごめんなさい。

アンデッドって、こんなに強かったっけ?」


ディネ「それはあなたのレベルが上がったためでしょ!」


サラ「アリスはそんなこともわからないんだ。ほんとバカ!」


アリス「バカ言うな!なんでレベルが上がったら、アンデッドが強くなるのさ?」


ノーム「アンデッドも召喚魔法です。召喚した人の魔力の力と大きさが召喚した魔物には影響しますから、強くなったにですよ。」


サラ「わかったか?バカ!」


アリス「バカ言うな!サラは知らなかったんじゃないの?」


サラ「知っているに決まっているでしょ!ノームに説明の花を持たせたの!」


アリス「そっか!アンデッドも召喚魔法か。じゃ、ファルコンを召喚したら、どんなに強いか?怖すぎ!」


第6階層のラスボスは、カリブディスだったが、アシンは一瞬で倒してしまった。


アリス「つまらない。楽はしたいけど、つまらない。強い敵が欲しい!!!」


第6階層のラスボス戦後の宝箱には、水魔法が付与された剣が入っていた。


アリス「水魔法が付与された剣かぁ!いらない」


ディネ「あんたはバカじゃないの!

この剣の素晴らしさがわからないなんて!!!

とんでもない!!」


アリス「ディネが剣に籠もればもっと強い水魔法の剣になるじゃん」


ディネ「ほんと!この剣の尊さがわからないのね!

この剣に込められた聖なる力がわからないの?」


アリス「わからない」


ディネ「アリスは、ほんとうにバカ!無能!下品!」


アリス「なんでそこまでいうの?サラに言われるのは慣れているけど、ディネに言われるのは慣れていないのに!」


ディネ「この剣は一生大事になさい!絶対に道具屋で売るなよ! 売ったら殺す!」


アリス「ハイハイ、大事に物置きの隅にでも置いておきますよ。そろそろ戻りましょうか。

セレネ!エリアワープ!」


アリスたちは舟に戻って、港町に戻り、さっそく水魔法の剣を除いてすべて、道具屋に売った。

まあまあの高値で売れたので、みんなで祝勝会を揚げた。

すべてのお店を周り尽くしたわけではないので、しばらくはショッピングをみんなで楽しむことにした。


夕方になると、ミクリが居酒屋に現れた。すでに、フノンとメリッサは、居酒屋で食事をしていた。


ミクリ「めちゃくちゃ格好いい盾があったんだけど、重くて、高くて、どうしようかなと考えているうちに時間が過ぎてしまったよ。

あれ?アリスは?」


フノン「アリスはまだですよ。」


メリッサ「そういえば、陰でコソコソと転移魔法を使っていましたけど。」


ミクリ「転移魔法?!!もしかして魔王城に?」


フノン「そういえば、前になんか言っていましたね。ディアブロにお願いするとか?」


ミクリ「あれだ!バッドエンドミラージュだったっけ?」


メリッサ「それじゃ、嫌な終わり方になりますよ。バーストエンドミラージュですわ。」


ミクリ「それだよ、それ。なにか影の軍団を作るとか言っていたよね。そんなの必要がないのに。」


フノン「楽しそうでしたからいいんじゃないですか。」


などと話しているとアリスが戻ってきた。


アリス「いやー。面白い物が多くて、少し時間が経つのを忘れていました。」


ミクリ「北の魔王城にいると時間が経つのが早いですよね。」


アリス「そうそう。なぜかあっというまに時間が経っていて、…  えっ?!」


フノン「もうバレていますよ!」


ミクリ「それで上手く行ったんですか?バーストエンドミラージュは?」


アリス「あれ? みんな知っていたの?

黙っていてすみません!

気になったら、なぜか我慢ができないので、北の魔王城に戻っていました。」


ミクリ「それで」


アリス「上手く行ったよ!大成功してさ。

なんか勢いだけで作ろうとして、あまり詳細を考えていなかったから。いざ作り始めるとどういう構成にして、どういうメンツで、組織の体制を考えながらだったから、時間がかかってしまった。」


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