第16章❤️ : ぼくが愛する『通学区間』にまつわるお話❤️(その5)
・・・『レストラン バンボシュ』を通過すると、すぐに急な下り坂となる。
非常に事故も多いS字のクネクネした下り坂となるので、通行の際には、じゅうぶん注意されたい。
この坂を降りきると、しばらくは直線とカーブが交互に現われる。
ぼくは、長いストレートのあと、右に見えてくる、田園地帯も好きだった。
いまでも、このあたりを通過すると、気持ちがおだやかになり、精神衛生上、たいへんよろしい。
ここから先は、けっこう急な「ブラインドカーブ」が出てくる。
ジャリなどを積んだ大型ダンプや、商業用の箱トラも多いので、注意が必要だ。
ぼくが1学年のときの経済学担当非常勤講師・・・宇都宮大学の小林教授いわく、
「いやー、怖かったですよ。ぼくね、はじめてあの『国道408号線』を通ったんですが・・・あれは、そぉですねぇぇ・・・まさに『ダンプ街道』ともいうべき、交通量も対向車も多い、実におっかない道でしたねぇ・・・。」
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そこの、いまある右の酒屋さんを過ぎたあたりから少し先の道は、左が山みたいな土の壁とか山になってましてね、
樹木もたくさん茂っておるんですが、2011年の震災のときにガケ崩れで通れなかった時期もありましたね。
それを過ぎますと・・・
堤というか堤防の上を通る感じになるんですが、ここはね・・・はじめて通る方は、さぞかし怖い思いをするのかなぁ、と思いますね。
道が狭い上に、やたらと無駄に曲がりくねっていて、なんと・・・!
ガードレールが全くねぇぇえええ!!
実際、転落して、崖下あたりや途中の斜面で、あお向けに引っくり返っている車や煙あげているトラックを何台も見かけましたが・・・
とにかく怖い箇所ですよ。
しかしながら、ここにガードレールをつけてしまいますとね、ものすごーく「狭く」感じられて、どうしても中央寄りにハンドルを切るようになりますから、むしろ危ないんですわ。
もし、皆さんが何かの用事で通行される際には、ぜひ、速度をゆるめて通行してくださいまし・・・。
でもね、慣れてくると、実に景色が開けて、本当に気持ちのいい区間で、走るのが楽しいっす❤️
ぼくは、例の『カムバック・キャンペーン期間中』には、松田聖子さんのカセットテープをカーステで聴きつつ、美絵子ちゃんを想い、よく涙したものです。




