第13章❤️ : ぼくが愛する『通学区間』にまつわるお話❤️(その2)
・・・前章で述べた『イメージ・プレイス』の一発目は、すでにこのエッセイ中でも紹介したように、
栃木県真岡市の『井頭公園』及び、その周辺地域だ。
ぼくは、この公園に通じる道・・・
すなわち、『国道408号線』が、大のお気に入りである。
この国道だが・・・
栃木県の道路に詳しい、他県のドライバーの方は、よくご存じかと思うのだが、
いま、急ピッチで、道路拡張・改良工事が進められていて、北は旧・高根沢町から、南は真岡市までをむすぶ『鬼怒テクノ通り』も含めた、栃木県を貫き、縦断する、「大動脈」が完成しつつある(= 2024年2月23日現在)。
実は、この『国道408号線』は二つあり・・・
いま述べた「新道」のほかに、もうひとつ、旧『国道408号線』というのも存在している。
まぁ・・・そちらは、国道というよりかは、昔ながらの、どちらかというと、「のどかな県道」といった趣の道路である。
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ぼくは、1990年4月から、1993年3月まで、愛車の『イスズ ジェミニ 1990年フルモデルチェンジ・ディーゼルターボ』の白の新車のセダンで通っていた。
このジェミニは、その後、2001年まで、11年以上も乗り・・・
ぼくに数々の思い出をプレゼントし、どこへ行くにも、ぼくの「よき伴侶・同行者・相棒」となってくれた恩人で、感謝してもしきれない恩義がある。
このエッセイは、車に関するお話ではないので、詳しい話は、ここではやめておこう。
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・・・農業大学校では、1学年時の寮生活から解放されると、全員が、寝具や手荷物をまとめて退寮し、春休みに突入する。
そして、桜が満開のあたたかい春になって、はじめて、晴れて「車通学」で、堂々と大学校に通える身となるのである♪
一部の学生は、まだ運転免許を未取得たったり、自動車を未購入だったりで、電車とバスで通う者もいたことはいたが・・・
休日の畑当番や家畜当番の関係で登校するケースもあるので、最終的には、ほぼ全員が車通学という流れになっていった。
ぼくは、自宅の矢板市木幡から、宇都宮市清原の栃木県農業大学校の学生用駐車場まで、約1時間の車通学を3年間続けていたが・・・
その過程で、いろいろと新鮮な「発見」をしたり、懐かしさで胸が熱くなったりと、さまざまな思いを味わうこととなった。
それらを、次章から細かく、思い出せる限り、思い出し、皆様へお届けしていこうと思う。




