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17歳編①

 1998年3月―スイーツ界ドルチェ帝国首都ブッセ


「勇者ガレットとその仲間たちよ。この国の異変解決に協力いただき、感謝致す。」

 1人の女帝が玉座から立ち上がり、カルマン達にお礼の言葉を述べる。女帝にお礼を言われたカルマンはどこか誇らしげな顔をする。


 ドルチェ帝国は5年前のロベルト3世の治世の時にクーデターが発生し、ロベルト3世は廃位された末に幽閉。幽閉先で痔の悪化により死亡したとされているが、真意は定かではない。

 そんな中、当時ロベルト3世の皇后であったキャロラインが、貴族たちに擁立される形でキャロライン2世として即位し、現在は彼女と有能な寵臣たちでこの帝国は平穏を保っていた。しかし、それをよく思わない農民たちが発起人をロベルト3世と名乗らせ、反乱を起こしてしまったのである。今回、それをカルマン達が鎮圧したのであった。


『ホントは、メシの事で鎮圧に至ったんだけどな…』


 カルマンが反乱を鎮圧したきっかけがどうあれ、女帝と有能な寵臣たちは大喜びである。

「そなたもシュガトピアの小さな領土出身と聞いている。色々と思う事はあると思うが、わが国の現在の状況では、農民の意見を聞く余裕がないほど財政の立て直しで忙しいのだ。礼の言葉のみで本当に申し訳ない。」

「お、お礼なんて…勇者として当然のことをしたまでですし。」

「それに、そなたとそこの巫女とのコンビネーションも見事であったぞ。」

「うぐっ…」

 にこやかな表情の女帝の言葉に、カルマンは少々戸惑うが、セレーネとのコンビネーションを褒められて、彼自身も満更でもない顔をする。

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