表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

カルディアリンクス・アーケード

作者:アーケ
ーーみんなの為に生きたい、その先に孤独が待っていても。

 VR技術が実用化され、一部の娯楽に導入された現代の日本。

 群馬県高崎市の高校に通う主人公、霧海直樹は友人の波月春馬とともに平凡な学園生活を送っていた。

迫り来る受験。

やり場のない不満と焦燥。

直樹は、伸びる成績とは裏腹に虚しさを感じていた。

そんな時、一人の女子高生が彼のクラスに転校してくる。

彼女の名は、峯岸菜乃花。

華奢な体型で、前髪から覗く大きな二重のつり目は、直樹の心を揺るがした。

菜乃花とは座席が隣になり、恋愛を辞めた直樹は期待を抱いて彼女に挨拶してしまう。

しかし、菜乃花は少し頭を下げるだけで素っ気なく、その様子に直樹は彼女を気がかりに感じるのだった。

 その日の放課後、直樹は春馬に誘われゲームセンターへ遊びに行った。

ビデオゲームコーナーには一月ほど前に導入された対戦VRゲーム、カルディアリンクスの筐体が並んでおり、春馬の目的はそれだった。

リズムゲームの傍から対戦VRゲームの様子を興味有り気に伺う腐女子、瀬田野紗綾を仲間に入れ、直樹たちはカルディアリンクスのトレーニングモードをプレイする。

圧倒的なリアリティと、飛翔感を堪能した三人は、友情を深め、日々の新たな楽しみに期待をした。

プレイを終え、その帰り際、直樹は一人の女子高生が三人の中年プレイヤーと対戦しているのを目撃する。

ライブモニターから女子高生が菜乃花であると分かり、三人を相手に彼女のクレジットHPが減少する光景は、直樹を不安にさせた。

そして、ついに動いた直樹は春馬を連れて筐体に再び座り、彼女のチームに参戦するが......。
一章「僕たちの居場所」
2019/09/14 01:50
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ