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魔法少女の悪役のなかには、平和に生きたい奴もいる  作者: なかそね
第1部 魔法少女アニメ転生
25/51

24 マイナスモンスターを貫く雷

実は自分、プ〇キュアって小さい時に見た「2人はプ〇キュア!」しか見たことなくて、そろそろ本格的にプ〇キュアを見て小説のいいネタにしようかと思って見てみたら、なんか自分の小説の中のキャラクターがあるプ〇キュアとだだかぶりしていて意図せずパクったような感じになっていて、自分の小説って世界観が自分の中のイメージのプ〇キュアを参考にしていたんですが、スマイルハピネスやキャラが本家と似すぎていて、そこは自分のオリジナリティで書いたと思いきや被りすぎてて、これ以上書いても「こいつキャラまでパクッてんじゃん」とは言われたくなかったので、これ以上は書かないようにしようかと思ってたけど、やっぱりラストまでの構想をかかなきゃもったいないと思い今日書きました。なるべく世界観はプ〇キュアによせつつ自分なりの小説を書こうと思います。

自分の理想の日常(家でダラダラ)には少し程遠いが、今日は平和な休日()()()

別に俺は刺激的な非日常が()()()()()()()()。むしろ好きだ。特に前世で見ていたネット上の小説。細かい内容は覚えていないけど、なんかの事故で転生した人間がファンタジーな世界で無双する。

ああいう展開に自分も巻き込まれたい。・・・いや、異世界転生の方はできたんだが、俺が望むのは・・・・・・。


「リュウト!」


どこかの山の場面で冬先が考え事をすると、後ろからウルフェンが急いでやってくる。


「・・・よくもまあ、ピンポイントで俺がいる場所が分かったな。」

「ハァ、ハァ・・まあな、リュウトのマイナスエネルギーを追ってきた俺には当然のことだ。」


急いできたせいか、ウルフェンの息は上がっていた。


「俺のマイナスエネルギーの(にお)いを追ってきたってか?ウルって絶対に犬だろ。」

「あ?!」

「悪かった。別にオオカミだって鼻は優秀なはずだったから怒んなって。」


今にも食ってかかりそうなウルフェンを、冬先は謝りながらなだめた。


「・・・悪いと思ってんなら・・。」

「断る。」

「まだ何も言ってねえよ!!」


少し納得できないウルフェンだったが、気を取り直して冬先にある提案を持ち掛けるのだが、それを聞く前に冬先は拒否した。


「どうせ、マイナスモンスターのことについてだろ?絶体に行かねえ。」

「そうかよ。・・・そう言うとは思ってたがな。」


冬先の返答にウルフェンは予測できてたのか、冬先に背を向けてマイナスエネルギーの反応があった山の頂上まで行こうと、登っていく。


「おい、1人で行くつもりかよ。」

「当たり前だ。俺はマイナスランドのウルフェンだ。キングサタン様の復活を邪魔するスマイルハピネスは俺たち(マイナスランド)(てき)だ。」

「そんなことは分かってる。俺が言いたいのは、ウルが大きい狼に変身するあれ、俺が近くにいないとできないかったはずだろ。」

「そうだ。」

「なら、今のウルじゃ足手まといだろ。それに、()()()()()()スマイルハピネスには勝てねえだろ。」


冬先の頭には、スマイルハピネス(物語の主役)が負けるなんて考えはなかった。

この考えは、冬先自身がスマイルハピネスの強さを実際に体験したこともあるが、それ以前に彼からすればここはアニメの世界(予定調和な世界)なのだ。

正義の心を持った魔法少女が悪役に追い詰められはするが、()()()()()()()()()。そんなありきたりな話だ。

なので冬先にとってはマイナスランドの野望がスマイルハピネスによって打ち砕かれるのは、とても当たり前のことであり、それを理由にして「どうせ勝てないからあきらめろ」という意味合いの言葉を投げかけるのは、冬先にとっては当然だった。

だが、そんな言葉を言った直後だった。冬先は自分の放った言葉を一瞬後悔するほどのことが起こった。

ウルフェンの雰囲気が変わった。ウルフェンと長い間、一緒にいた冬先にとってはウルフェンが今どんな気持ちでいるのかを察するのは、そう難しくなかった。

故に冬先は顔色が少し悪くなる・・・・ウルフェンは「本気で怒っている」。


「リュウト・・・俺たちはよく口喧嘩するが、別にリュウトのことが本気で嫌いなわけじゃねえ。それどころか、オレが契約したのがリュウトで良かったと思ってさえいる。・・・だがな、たった1つだけ、お前のその()()()()()()()()()()()()()()その考えは気に入らねえ。」

「!!!・・・・な、なんだよ・・お前だって、あのバケモノみてえな魔法少女の力を実感したじゃねーか、いくらマイナスモンスターを作ったって勝てっこねえだろ。」


ウルフェンの言葉に冬先は直ぐに言い返すも、その言葉には動揺(どうよう)があった。


「そんなもん、やってみなきゃ分かんねえだろうが。それにマイナスモンスターがスマイルハピネスに勝ち目がなくても、オレやリュウトが加われば勝てるかもしれねえだろうが。」

「そりゃあ、ウルが加勢に入ったら分かんねえかもしれねえけど、()()()()()行ったところで変わるわけねえだろ。」


冬先は自分を無力だと言い、自分が行ったところで「無駄」と自虐する。その言葉にウルフェンの「怒り」はさらに深くなる。


「・・・・・そうかよ、今わかったぜ。確かにリュウトは人間だ、スマイルハピネスと戦う理由はねえし、正直に言ってオレたちが行ったところで足手まといかもしれねえ。だがな・・・なんでオレより強いくせに、まるで()()()()()()()()()なんて言いやがる?」

「!!・・・そ、そりゃあウルの方が戦闘経験とかあるだろうし・・・。」

「そんなわけねえだろ。」

「・・・・・。」


ウルフェンの言葉に、冬先は精一杯に言い返そうとするもウルフェンに正論で黙らせられ、何も言い返せなかった。


「リュウト、オレはお前という人間が嫌いじゃねえが、お前のその()()()()()()()()()()()()()()()()()()は見ててイライラするぜ。」

「・・・・・。」


いつも通りの口喧嘩では、お互いに一歩も退かずになにかしらの反論をする冬先とウルフェンだったが、今日は違った。

ウルフェンの言葉に冬先は何も言い返さない。そして今、ウルフェンは山の頂上に登る途中だったため、2名の立ち位置はウルフェンが冬先より少し高いところで斜めから見下しているような図だが、冬先にはもっと高いところから見下されているような感覚だった。


「じゃあ俺は行ってくるわ。」


ウルフェンはそう言うと山頂へ走っていった。


(別に俺は・・・・・)


一方、山の頂上ではスマイルハピネスはバーラとマイナスモンスターを相手にしていた。


「フン、まさかあなた達の実力はこの程度のものなの?」

「うるさい!()()()()とか、そんなのアリなの?!」


バーラの挑発にオレンジは空を指しながら文句(もんく)を言っていた。

上空では()()()()()()()()()()が空を(ただよ)っている。


「ウエへ~~、モットウエへ~~~~。」

「ヨコハイリ~、ヨコハイリ~~~!!」


すると突然、1匹の鯉のぼり型のマイナスモンスターがものすごい速さで急降下してきた。

そして勢いのまま鯉のぼりはピンクとイエローの間を無理やり押し通る。


「うわあああああ!」「キャアアアア!」


2人は鯉のぼりに押し飛ばされてしまう。


「きらら!サチ!大丈夫キュ?!」


2人の後ろの方でアルクが心配そうにしている。


「いったた、なんとかね。でもこのままじゃ・・・。」


ピンクは軽いダメージで済んでいるが、こちらが反撃する前に鯉のぼりは空に逃げられてしまう。


「空をばっかり見ている余裕はあるのかしら?!」

「?!、クッ・・・!」


かといって鯉のぼりのマイナスモンスターにばかり構っていると、バーラのバラの鞭がスマイルハピネスを追い詰める。


「どうする、ピンク?このままじゃアタシ達には打つ手がなくなるよ。」

「だけどアンハッピーのままで終わらせたくない!!」

「で、でもこのままじゃどうしようもできないよ〜!!」


まだスマイルハピネスは諦めてはいないが解決策もできていない様子だ。


「・・・・。」


するとピンクがイエローを期待するような目でじっと見つめる。


「え?な、なにきららちゃん・・・。」

「イエローの雷なら何とかなるかも。」

「ええ?!」


ピンクの発言にイエローは驚く。


「ああ!イエローが最初に変身した時にやってた雷か!!確かにあれなら空にいるマイナスモンスターにも通用するかも!」


オレンジも期待するような目でイエローを見つめる。


「え・・・あ・・・。」


しかしイエローはなにか釈然としない様子だった。そんなイエローにある光景がフラッシュバックする。




「はーい、それじゃ4人のグループに分けて協力してカレーライスを作ってみましょう。」


記憶には1人の大人がたくさんの小さい子供たちに指示をだしている。


「〇〇ちゃんはご飯を炊いてくれる?」


その4人のグループのリーダー的存在なのか、その女の子は指示をだしている。


「それじゃあ、さちちゃんは野菜を切ってくれる?」

「あ、う、うん・・。」(どうしよう、包丁って危なそう。だけど他のことも難しそうだし、それに嫌だって言ったら嫌われちゃうかも・・・。)


そして「さちちゃん」と呼ばれる少女は女の子の指示にはっきりとしない返事をする。


「・・・よし。みんな下準備はできた?」

「私はできたよ。」「私も。」

(え、うそ。みんなもう終わったの?!わ、わたしまだ全然終わってない!!!)


他の人が自分の仕事を終わらせていく中で少女だけ抜きん出て遅かった。


「あれ?さちちゃんまだ切っていない野菜たくさんあるじゃん。」

「ご、ごめんなさい!」

「とりあえず手伝うから切ってない野菜をこっちに頂戴。」

「う、うん。ありがとう・・・。」


少女は申し訳なさそうにする。少女は至って手を抜こうとしたわけではなかった。しかし周りの人たちは普通に自分の役割をこなす。

少女が周りのグループを見ると楽しそうに順調に進んでいる。


「・・・・・。」


結局、自分たちのグループは他のグループと比べて一番最後にカレーが完成し遅れることとなる。


(どうしよう、私のせいで皆に迷惑をかけちゃった・・・。)


少女の人生は空回りが多かった。本人は真面目に頑張ってるのだが、どこかが空回りする。勉強でも周りの人においてかれる。運動でも周りが上達していくのに対して自分だけが上手くできずに劣等感を抱く。

そうして少女は1つの結論にたどり着く。



         わたしはきっとどんくさいんだ



「・・・・!!、・・・-、さっちー!!!」

「・・・はっ?!」


どれくらい意識が飛んでいたのか、一瞬・・もしくは3分くらいか、ピンクに名前を必死に呼ばれたことでイエローは意識を取り戻した。


「大丈夫?なんかボーっとしてたみたいだけど。」

「え?!う、うん大丈夫大丈夫!!ごめんね足手まといで!!!」


イエローはぎこちない笑顔で必死に謝罪する。


「お、おい大丈夫かイエロー・・・。」

「大丈夫!あ、いや、大丈夫じゃないや!さちがダメダメだから。アハハ・・!!」

「・・・・・。」


イエローの豹変(ひょうへん)ぶりにオレンジはかける言葉が見つからない。


「で、でもねでもね?さちなんかじゃ絶対に足手まといになると思うんだ。さちってどんくさいし、それにきららちゃんやりんかさんの方が、さちなんかよりもよっぽど凄いしそれに・・・!」


イエロー、いや、日向さちは自分を(おとし)める言葉を早口で自分自身に言い続ける。このまま日向さちの心が壊れるのも時間の問題かと思われた時だった。


「えい。」

「ピンク、突然どうしたの?」


ピンクが思いっきりイエローのほっぺたを左右同時につまんだ。オレンジにはピンクの行動の意図がよめず困惑する。


「ふぇ?ひ、ひららひゃん?」


ほっぺたをつままれている日向さちは上手く言葉が出せない状態だ。


「大丈夫!!さっちーならできるよ!!!」


ほっぺたをつまんでいる手を離すと、さちの目を真っ直ぐに見つめて(はげ)ます。


「で、でも私なんかじゃ・・・。」

「深呼吸しよう!!」

「え?し、深呼吸?」

「うん!」

「今ここで?」

「今ここで!」


敵が目の前にいる状況で落ち着いて深呼吸をしようというピンクに日向さちは困惑する。


「大丈夫!さっちーが深呼吸する時間は私とオレンジが(かせ)ぐから!!」

「そ、そういう問題・・なの?」

「ボクも忘れないでほしいキュ!」


困惑している日向さちにピンクだけでなく、アルクも励まし始める。


「アルちゃん・・。」

「だってボクがスマイルリングを渡したんだキュ!イエローは凄い子に決まってるキュ!!」


アルクは自慢気に話す。


「!、みんな気を付けて!!!」


すると突然、オレンジが急に叫ぶ。なぜならば、バーラのバラの(むち)がスマイルハピネスに向かって襲いかかってきたからである。


「ハアッ!!」


オレンジの呼び声で、いち早く敵の攻撃に気づいたピンクはバラの鞭を(はじ)き飛ばす。


「あらあら、仲良しこよしはもうお終い?」


攻撃が防がれたのを確認したバーラは、(あお)るような口調でスマイルハピネスに話しかける。


「そうだよ!その仲良しこよしが、あなたたちにはない私たちのハッピーな力!!」

「そうだキュ!スマイルハピネスは強いんだキュ!」

「ふん!生意気ね。なら、いつまでその威勢でいられるかしらね?!」


ピンクとバーラは激しい攻防を広げる。


「き、きららちゃん・・・。」


その様子を日向さちは黙って見ていることしかできなかった。


「人にはさ、それぞれ自分のペースがあると思うんだ。」


するとオレンジが日向さちに話しかける。


「り、りんかちゃん?」

「誰にだって得意不得意があるんだからさ、無理することはないと思うよ。・・・みんながみんな、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()・・・。」

「え?」


日向さちは不思議に思った。自分を励まそうとしているオレンジの顔が()()()()()()()()()()()()()()をしてるように見えたから。


「ていうか、イエローって自分のことをどんくさいって言ってたけど、アタシからすればイエローって()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

「え・・・!!!」


しかし次のオレンジの言葉に、日向さちはオレンジに対して抱いていた少しの疑問も吹っ飛ぶほどの強い衝撃を受ける。


「そうだキュ!イエローはいつだって一生懸命だキュ!!」

「・・・・。」

「ナンダ、ナンダ?」「ナンカ、話シテルゾ。」「ヨコハイリ、ダ。ヨコハイリダーーー!!」


そんな中、上空で様子を見ていた鯉のぼり型のマイナスモンスターは日向さちとオレンジに向かって上空から突進する。


「ヒ・・・!!」

「イエローはボクが守るキュ!」

「アルちゃん?!」


足が震えて動けない日向さちをアルクが身を挺して守ろうとする。だが、このままではアルクと日向さちは無事じゃすまないことは明白である。


「させるかーーーー!!!」


しかしオレンジがマイナスモンスターに飛び蹴りを入れることで、2名はマイナスモンスターの攻撃から無傷で済んだ。


「あ、ありがとう・・。」

「気にしないで、アタシたちは友達なんだからさ。イエローはなんでもかんでも1()()()()()()()()()()()()感じがするからさ。もっとアタシやピンクを頼りなよ。」

「!!!!!・・・う、うん。分かった、()()()()!!!」


オレンジの言葉に日向さち・・・いや、()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「ボクも忘れないでほしいキュ!!」

「ごめんごめん。もちろんアルちゃんも頼りにしているよ。じゃあ2人とも、後は頼んだよ!!」

「うん!」「任せるキュ!」


イエローの様子を見て何かが安心したのか、オレンジはマイナスモンスターに向かっていき、激しい攻防を繰り広げる。


「す~~~、は~~~~・・。」


イエローは目を閉じると、ゆっくりと深呼吸をする。普通、敵意をもった敵が目の前にいるのに立ち止まって深呼吸をするなど危険だがイエローはリラックスする。みんなを、友達を信じて疑わないから。


(そうだ・・・いつからだったけ、なんでも()()()()()()()()()に自分1人でどうにかしようとして、結局空回りしちゃって、おとなしく後ろでおとなしくしてれば楽だからって諦めて・・・・()()()()()、こんなにも頼もしく思えるなんて・・・・・。)


イエローはなにか()き物がとれたようにリラックスしていた。そして目を力強く見開き、顔を上げる。


「す~~~、はぁぁああああっ!」


大きく息をすい、気合いをためる。


「「ヨコハイリ、ヨコハイリ」」

「ハァ、ハァ、だめだ、どうしても逃げられる。」


一方でオレンジと鯉のぼり型のマイナスモンスターの戦いは、単純な戦闘力ならオレンジが上だが、マイナスモンスターはオレンジが追っていくことができない空に逃げれるため、オレンジはマイナスモンスターにあと1歩届かない感じだった。


「ハピネス・・!」


しかしイエローが大きな声で叫ぶと、上空にいるマイナスモンスターの更に上空に電気を帯びた曇が現れる。


「あれは?!」


雷雲の出現にオレンジは驚く。


「サンダーーーーーッ!!!」


イエローが叫ぶと雷雲から巨大な雷が放たれ、鯉のぼり型のマイナスモンスターを襲う。


「「ギャアアアアアッッ!!」」


死角からの攻撃にマイナスモンスターは避ける間もなく、雷に貫かれ、消滅した。


「な?!バ、バカな?!あんな弱そうな娘があそこまでの力を?!」


マイナスモンスターがやられるという突然の事態にバーラは驚きを隠せない。


「当然でしょ!なんたって、さっちーはとにかく凄いんだから!!」

「その通りだキュ!なんたってボクがスマイルハピネスに選んだ子だからキュ!」

「オイオイ、なんでアンタ達が威張ってんのさ・・・。」


ピンクは自信満々に言い張った。アルクも自信満々に言い張った。オレンジは呆れていたが、彼女らには明るい雰囲気がでていた。


「あとはアナタ、バーラだけだよ!!」

「クッ・・!」


バーラは追い詰められた。


「よし、アタシたちもピンクの加勢に行くよ!」

「うん!」


オレンジはイエローに呼びかけるため後ろを振り向いた・・・その瞬間オレンジの顔が一気に険しくなる。


「後ろ!!!」

「え?」


気づけばイエローの後ろには1つの()()()()()小さな影が襲い掛かっていた。


「食らいやがれエエエエッ!」


犬のような影はウルフェンだった。そしてウルフェンは尖ったかぎ爪でイエローの背中を襲った。

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次回から投稿頻度は戻していきたいです・・・・・最近ポケモンにハマってるからやっぱり遅めにr・・・・頑張ります

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― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れ様です。初代しか見てないのにこれだけ書けるのは尊敬に値します。ニチアサ系の世界観と主人公の思想に温度差がある作品はこの小説しか知らないので、是非投稿ペースを上げて頂きたいです。(ス…
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