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魔法少女の悪役のなかには、平和に生きたい奴もいる  作者: なかそね
第1部 魔法少女アニメ転生
2/51

2 一般人の〇〇

 ああ、学校行くのめんどくさい・・。

 そういえば、あの日から14年か。14年前、自分がアニメを見たあの日から。

 あの時は最初あまり記憶が無かったんだよな、何でだろ?赤ん坊だからかもしれない。はっきりとした意識がしてきたのが2歳の時だ。最初はなんだコレ?と思ったけど冷静になって考えるとこれは噂の異世界転生なのではと、めちゃくちゃテンション上がってた。その上がりっぷりに親も、


「お父さん!!琉斗が急に発狂しながらジャンプしようとしてるわ!?」

「母さん!!落ち着くんだ!ええと、せ、精神科とかの方がいい?それとも普通の病院!?」


 ・・・いやあ、あの頃の俺バカだったたなあ。本当、今思い出しただけでも恥ずかしィ!!ただ問題があった、自分が前世のころの名前や人間関係が思い出せないこうなってくると、あまり転生した実感なかったんだよな、だけどもね?異世界なら勉強しなくていいし(?)魔法もつかえるんじゃない?とか思ってたのによ!?目の前の光景とか周りの環境が見慣れた日常だったと分かると泣きたくなる・・・。

 ただ、ここが異世界というのは納得できた、だって俺が住んでるところの名前が()()ってなんだ?トウキョウとか、シズオカみたいな感じだった。・・・・こういうのは覚えてるのに自分の名前思い出せないんだ?

まあそんなことより、この世界は学校があるわけで、勉強サボタージュの自分は勿論まずいわけです。はあ、退屈だ・・・なんなら前世の方が楽しかったんだけどな。なんでだろ?漫画とかゲームはあるんだけど、なんかつまらないんだよな。なんていうか、先が読めるというか、全ての作品がお決まりの内容というのか、わかっちゃうんだよな。でも、俺の友達(少ない)は割と楽しんでいるみたいだから自分がおかしいだけだわコレ。

そんな俺、冬先琉斗は、一人で下校中だ。・・・いやいや、別に今日は帰る方向が同じの友達が風邪なだけだからね!!



ドカーン!!!!!


うわ、なんだ、爆発、!?結構近いな・・面倒なのは嫌いだから近づくのは止めよ、異世界でも魔法とか使えないなら安定的に生きるのが俺の冬先琉斗の哲学である。

よし!帰るか・・・



次は主人公の視点からではないです。

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