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乙女ゲーム

私、家庭教師をしているのですが教え子が将来ヤンデレになることを思い出しました。

作者: 美紗登


《家庭教師、思い出す。》


私、バネッサ・メリルには前世の記憶がある。


前世の私は至って普通の女子大生だった。

前世の名前と死因は不明。


物心ついた時には、すでに私には前世の記憶があった。

漫画や小説のようなことがまさか自分の身にも起こるなんて!と前世の知識を何か活かせるんじゃないかとワクワクしていた時期もあった。


が、現実は厳しかった。

まず今世の世界と前世の私がいた日本では大きく生活様式が異なる。

私がいた時代の日本ほど文明が発展しておらず、前世で言うならば近世ヨーロッパに近い、国を治めている王様もいる。


漫画や小説の主人公ならば前世の知識をフル活用して文明を発展させたりするのだろうが、生憎お風呂を沸かすのも、洗濯するのもボタン1つで済ませてきたハタチそこそこの前世の私には文明を発展させるほどのそんな素晴らしい知識はない。

こうして、早々に前世の記憶を活用することを諦めた私は、ごく普通にこの世界を生きている。


そして、勉強が得意だった私は去年の春からある名家のお坊ちゃんの家庭教師をしている。

この世界での女性は、女学校を卒業して直ぐに結婚をするのが一般的だが中には私のように働く人もいる。


下に兄弟が3人もいるため、少しでも家計を助けることができればと思い、働くことにしたのだが……最近になって私はあることを思い出してしまった。


私のいる世界は前世の私がプレイしたあるゲームにとても似ているのだ。

その名も『恋愛王国〜世界を越えた愛〜』という乙女ゲームだ。


まあ名前にはツッコミどころ満載だが今はそれは問題じゃない。このゲームは異世界からやってきたヒロインが、俺様、ツンデレ、ヤンデレ、クールの4タイプのイケメンと恋をするという何処にでもありそうな内容なのだが、その4タイプのうちのヤンデレが私の教え子だというのが問題なのだ。


マルセル・リベッティ。それが私の教え子の名前だ。歳は13、今年で19歳になる私の6つ下だ。

ゲームの中のマルセル坊ちゃんは18歳、ヒロインの護衛の騎士を務める。ヒロインは17歳ということもあって歳の近い2人はすぐに仲良くなる。そして1ヶ月もたたないうちに2人は思いを通じ合わせ、晴れて恋人同士となるのだ。


プレイヤーは皆思うことだろう、チョロいと。

だがチョロセルぼっ……マルセル坊ちゃんが本領発揮するのはここからである。

恋人関係になった途端マルセルの度を越した束縛がはじまるのだ。他の男と話すと嫉妬、他の男に笑顔を向けると嫉妬、しまいには他の男の名前を出すだけで嫉妬である。

お前嫉妬という感情しかないんじゃね?というくらいマルセルは嫉妬するのだ。そして選択肢を1つでも間違えればマルセルの家の地下室に監禁エンドである。


思い出した時は衝撃的すぎてその日の昼食は喉を通らなかった。夕食は普通に食べたけど。


あの小憎たらしいけど、かわいい教え子であるマルセル坊ちゃんがヤンデレになるなんて信じられない。まだ俺様の方がわかる。


そして、思い出したその日から私は心に決めたのだ。


坊ちゃんの未来を変えてみせる!と。


まだ5年の猶予がある。家庭教師である私がかわいい教え子を真っ当な人間へと導いてみせよう!




◇◆◇◆◇




《家庭教師、布石を打つ。》


…とは言ったものの。正直、真っ当な人間へと導くためには何をすればいいのかわからない。


隣に座り、机に真剣な表情で向かうマルセル坊ちゃんを見る。

伏せられた瞼の縁には影ができるほど長い睫毛、スッと通った鼻筋、薄い唇、柔らかそうな金髪。うーむ、13歳にしてこの顔立ち。さすが攻略対象なだけあるな。


「…俺の顔に何かついてるか?」


坊ちゃんがこちらにチラリと視線をよこす。

おお、流し目しただけでなんちゅう色気。

とても13歳には見えないな。


「いえ、睫毛が長いなぁと思っただけです。」

「はあ?アホかお前。」


先生に向かってこの言い草。君は本当に名家のお坊ちゃんか!?

まあ睫毛が長いなんてしょうもないこと言った私も悪いけどさ!言い訳がそれしか見つからなかったんだよ!


ゲームでは一人称が僕で、もうちょっと言葉遣いが丁寧だった気がするんだけどなぁ。そこらへんの詳しいところは白いモヤがかかったように思い出せないのだ。


「そんな汚い言葉遣いをしてはいけません。リベッティ家のご子息がアホかだなんて言ってるとバレた日には街中のレディが卒倒しますよ。」

「んなこと分かってる、バネッサはいいんだよ。それより、ここ教えろ。」


私たちは今、物語の文章読解をやっている。そういえば中学でもこんなことやったなぁ、どの世界でもやることは似てるんだ。正直これがなんの役に立つのか謎だけど、勉強っていうのはそんなもんだって中2の時の担任が言ってたな。


「ここは、この前の行にある空模様の移り変わりが主人公の心情を表しているんですよ。ほら、失恋したら雨、恋が実ったら虹が出るといった風になっているでしょう?」

「こいつの恋愛事情で天気が変わるなんてごめんだけどな。」

「情緒がないですね…。」


私たちが今読んでいる文章は恋物語だ。少女の成長と淡い恋が繊細に、巧みな表現で書かれているこの世界の名作である。

将来、世界を越えて壮大な恋愛ドラマを繰り広げるかもしれないのにこの情緒のなさは大丈夫だろうか。先生は大いに不安である。


まあ、とりあえずここら辺でヤンデレ化阻止の布石をある程度打っておこうかな。


「坊ちゃんもこの主人公の相手役の男の子のように将来素敵な男性になってくださいね。」


副音声は「将来ヤンデレになるんじゃねえぞ」である。


「…バネッサはこういう男が好みなのか?」

「ええ?それは…、」


ヤケに真剣な表情で坊ちゃんはそう聞いてきた。

正直この物語の相手役はキザすぎて私はあまり好きじゃない。君は薔薇のようだとか僕の愛しい人だとか、いちいち台詞がクサイのだ。現実でこんなこと言われたらドン引きである。


「わ、私はあまり好みではありませんが、世間一般ではこのような男性が人気なんですよ。」

「…ふーん。」


そう言うなり坊ちゃんは私の顔を見つめたまま、口を噤んでしまった。


「…マルセル坊ちゃん?」

「バネッサはどんな男が好みなんだ?」

「私の好みですか?」


私の好みなんか聞いてどうするんだろうか?

うーん、好みか…。


「まあ、無難に優しい人ですかね。」

「…無難すぎるぞ。」


坊ちゃんにやたら渋い顔をされた。そんな顔をしても絵になるのはさすが美少年である。


「それぐらいしか思いつかないですよ。じゃあ坊ちゃんの好みはどんな女性が好みなのですか?」


やはり5年後に出会うであろうヒロインがタイプど真ん中だったのか、はたまたヒロインとは全然違うタイプが好みなのか、興味深いところだ。


「………言わない。」

「え?」

「お前には教えてやらない。」

「ええー!私だけに言わせておいてそれは卑怯ですよ!」

「煩いな!お前だって無難すぎて無きに等しいからな!」

「理不尽!」


何故教えてくれないんだチョロセル!これが思春期ってやつか!?


兎にも角にも、坊ちゃんの異性の好みは迷宮入りしてしまったのだった。




◇◆◇◆◇




《教え子、技を披露する。》


「あ、そこ間違えてますよ。」

「どこだ?」

「ここです。これはその公式ではなく、こちらの公式を使うんです。」


今日も今日とて具体的な坊ちゃんヤンデレ化阻止の方法が思いつかないまま、私は坊ちゃんの家庭教師をしている。


うーん、坊ちゃんがヤンデレかぁ…。

正直、今の13歳の坊ちゃんを見る限りヤンデレとは程遠いと思う。いつも偉そうだしむしろ俺様…?


若干失礼なことを思いつつ、坊ちゃんに問題を教えていると、部屋の扉がコンコンとノックされた。


「マルセルー?バネッサちゃんー?ちょっといい?」


この声は坊ちゃんのお母様、リリアナ様だ。


「はい!今お開けします。」


扉を開けるとそこには麗しいお姿が。

プラチナブロンドの美しい髪を肩に垂らし、女神のような微笑みをたたえている。

これで33歳、一児の母である。

前世と合わせると私の方が年上とかは言っちゃいけないぜ!


「シュークリームを作ったの!良かったらお勉強の合間に食べてちょうだいね。」

「わあ!ありがとうございます!奥様作るお菓子はいつも美味しいので楽しみです。」

「ふふふ、バネッサちゃんにそう言ってもらえると作り甲斐があるわ。」


元ケーキ職人であるリリアナ様が作るお菓子は絶品なのだ。

パーティの時にお屋敷にケーキを届けに来たリリアナ様に坊ちゃんのお父様、つまり旦那様が一目惚れして猛アタックしたのがはじまりだそうで。


「ありがとう母さん、美味しそうですね。」

「そうでしょう?今回は自信作なのよ!お勉強頑張ってね。」

「はい。」


リリアナ様の前では、口の悪い坊ちゃんもこの通りである。


私にシュークリームが乗った皿を渡すと、リリアナ様は「感想聞かせてちょうだいね」と言い、お部屋に戻られてしまった。


「はあ…、女神…。」

「人の母親に何言ってんだ。」


ほぅ…とリリアナ様の余韻に浸っている私に、坊ちゃんが呆れ顔をよこす。


「それにしても相変わらず坊ちゃんの猫かぶりはお見事でしたね。」

「母さんにこんな口聞いてみろ、どうなるかお前も分かるだろう?」

「……そうでしたね。」


リリアナ様は普段は女神のようだが、怒るとそれはそれは恐ろしいのだ。彼女は欲望渦巻く社交界を生き抜いてきたということを忘れてはならない。絶対に敵に回したくない人である。


「坊ちゃん、早速シュークリームを食べませんか?」

「そうだな。」


シュークリームにパクリと一口食いつく。

お行儀が悪いが、そこは目を瞑っていただきたい。


う〜〜ん!とっても美味しい!

クリームも沢山入って今にもシュー生地から溢れ出そうだ。


「美味いな。」


そう言いながら坊ちゃんもシュークリームに食いついている。同じ食べ方なのに、坊ちゃんの方が気品がある気がする…何故?これが育ちの違い?イケメン補正ってやつ?


「おい、口元にクリームがついてるぞ。」

「え、どこですか?」


坊ちゃんにそう指摘され慌てて口元を拭う。


「違うそこじゃない、ここだ。」

「ど、どこです…っ!?」


ゴシゴシと口元を拭っていると、隣からスッと長い指が伸びてきて、私の口元をかすめていった。


そして、あろうことか––––ペロリと。


「〜〜〜〜〜〜っ!」


ここここここの人クリームペロって!私の口元についてたクリームペロって!ペロってしたよ!?


真っ赤になって絶句した私を坊ちゃんが訝しげに見る。


「おい、どうした?」

「どどどうしたもこうしたも……ハッ!!」


そうだ!!このシーン、ゲームでも見たことある!!

確かチョロセル時代にヒロインがケーキを食べてた時に、騎士であるマルセルが「姫、口元にクリームがついていますよ。」って言ってクリームペロってするんだ!


13歳の時点で選ばれた人間しか出来ない技、“口元クリームペロリ”を習得しているなんて…!マルセル坊ちゃん、なんて恐ろしい子…!


ここは、年上として余裕のあるところを見せなければ!


「ぼぼ坊ちゃん、そんなおぎょ、お行儀が悪いことしてはい、いいけませんよ。」

「何故急にどもる。」


ダメだ!前世と合わせて39年間恋人ができたことがない私には無理!


挙動不審な私を見て、はじめは訝しんでいた坊ちゃんだが、何かに気がついたのか次第にニヤニヤと意地の悪い顔をしだした。


「ふーん、お前もしかして、照れてるのか?」

「な、なななな…」


ものすんごく楽しそうなマルセル坊ちゃん。


「お前も意外とかわいいとこあるんだな。」

「ててて照れてなんかないです!」

「まあ、今日の所はそういうことにしといてやる。」


ヤケに上機嫌になった坊ちゃんはシュークリームを食べ終えると再び机に向かってしまった。


「坊ちゃん!違いますからね!」

「ハイハイ。」

「本当に違いますからねーー!!」


部屋に私の弁明が虚しく響いた。坊ちゃんは余裕の表情である。


くそう!覚えてろよチョロセル!


こうして、何かに敗北してしまった私は、シュークリームを見るたびに顔が赤くなってしまうことが3日続くのであった。




◇◆◇◆◇




《家庭教師と教え子、星に願う。》


「おはようございます。あら?坊ちゃん何を読んでいるのですか?」


ある日のこと、部屋に入ると坊ちゃんが読書をしていた。


「ん、ちょっとな。そこに座っておいてくれ。」


そう言うと坊ちゃんは隣の椅子を指差す。

だいぶ熱中しているみたいだ。あ、もしや…。


「坊ちゃん、もしかして私がこの前お渡しした『女心が手に取るように分かる!〜出会い編〜』を読んでいるのですか?」

「誰が読むか!」


なんだ、違うのか。私はガックリ肩を落とした。

『女心が手に取るように分かる!〜出会い編〜』はヤンデレ化阻止に繋がればと思い私が坊ちゃんにお渡しした本である。ちなみにこの本の他に『お付き合い編』と『結婚生活編』がある。


「俺が読んでいるのはこれだよ。」


示された本のタイトルは『星の道』といった。


「星についての本だ。星座や惑星の周期、流星群の時期について書かれている。」

「へぇー!星ですか、素敵ですね。私も星を見るのは好きです。」

「そうか、なら今夜流星群が見られるんだ、一緒に見ないか?」

「え、いいんですか?」

「…お前が嫌なら別にいいんだが。」

「いいえ!行きます行かせてください!」


星は好きだ。前世の時は都会暮らしのせいで星空がほとんど見えなくて、よくプラネタリウムに通っていた。


でも坊ちゃんから星を見に行こうなんてロマンチックなこと言われるなんて思いもしなかった。

…やっぱり私の渡した本読んだのかな?





夜になり、私たちは屋敷の裏にある高台に来ていた。

高台からは街が一望でき、家々の小さな明かりがポツポツと見える。


「屋敷の裏にこんな高台があったなんて知りませんでした。」

「下から見るとどうしても屋敷で隠れてしまうからな、ここはあまり知られていないんだ。」

「すごく見晴らしがいいですね。」


空を見上げると満天の星。

あまりにも広大な煌めく空に、飲み込まれてしまいそうだった。

しばらく見つめていると、ひとつ、ふたつと星が流れていく。


「あ、坊ちゃん!流星群がはじまりましたよ!」


空を指しながら横を見ると、坊ちゃんは空ではなく私を見つめていた。


「坊ちゃん…?」

「…バネッサ、俺はお前が、」

「?」

「………いや、なんでもない。」


そう言うと坊ちゃんは流星群に目を移してしまう。そんなところで切られたら、すごく気になるじゃないか。


…だけど、いつもと様子が違う坊ちゃんに、何故か聞き返すことはできなかった。


「坊ちゃん、知ってますか?流れ星が流れている間に、3回お願い事をすると、叶うと言われているんですよ。」

「へぇ、はじめて聞いたな。誰かから聞いたのか?」


そうか、日本では有名な話でも、こちらでは全然知られてないんだった。


「は、母に小さい頃教えられまして。」

「ふぅん。それにしても3回とは難しいんじゃないのか?流れ星なんて瞬きしている間に終わってしまうぞ。」

「たしかに流れ星は一瞬ですけど、今は流星群なので願い放題ですよ。」

「…そんな適当でいいのか?」

「いいんです。」



私たちは再び空を見上げた。

空に描かれる無数の光の線は、どこか幻想的だった。


それにしても、願いか。

前世では七夕の時によく短冊にお願い事を書いたなぁ。お願い事って言っても大層なことじゃなくて、ゲームやおもちゃが欲しいとかそんな感じだった気がする。

今世ではあんまり願い事とか考えたことなかったな。


フッと頭に浮かんだ願いは、きっと叶わないけれど。


…願うだけなら、


「…バネッサ。」

「はい、なんでしょう?」

「お前は何を願ったんだ?」

「私ですか?私は、坊ちゃんのお側にいられますように、と願いましたよ。」

「…なっ、」

「もちろん坊ちゃんが立派な大人になって、婚約するまでですけどね。」

「・・・。」


ハァ…、と坊ちゃんがため息をつく。お前はそういう奴だったよな…とか何とか意味不明なことをブツブツ言っている。

…?何か失礼なこと言っちゃったかな?


「坊ちゃんはなんて願ったんですか?」

「・・・。」

「坊ちゃん?」

「……お前と一緒だ。」

「え、本当ですか?じゃあ2人一緒のお願い事だと叶う確率も倍ですね!」

「ああ、そうだな。………ただし俺のは無期限だけどな。」

「?何か言いました?」

「いや、何も。それより流星群見なくていいのか。」


坊ちゃんが指す空を見上げる。さっきよりも流れ星の数は増えていて、こっちにも落っこちてきそうだ。


「…綺麗ですね。」

「…ああ。」


2人の間に沈黙が落ちる。静かだけど、心地よい沈黙。

坊ちゃんといつか離れる日が来るのは寂しいけれど、今はこれでいいじゃないか。

坊ちゃんと過ごせる今をめいいっぱい心に刻もう。


暗い気持ちを晴らすように、星空の下で私はそう強く思った。











ーちなみに。

この時の私は、5年後のゲーム開始時になってもヒロインが一向に現れず、しかも坊ちゃんが星に頼らず自力で願いを叶えることをまだ知らない。


あくまでゲームの世界に似ているだけで、現実はゲーム通りには進まないというオチ。

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― 新着の感想 ―
[一言] バネッサが普通で良いですね。
[一言] 省略された、坊ちゃんが自力で頑張るところが読みたいです…!
[良い点] ・・・普通にいい話・・・あれ? 何か・・・ [一言] ・・・はっ? 将来のヤンデレ化が否定されてない!?
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