思い出は切なくて儚かった
あなたが大好きでした。
狂おしいぐらいに、あなたを
愛していました。
あたしだけがあなたに愛されたかった。
あなたを愛しているのは、あたしだけでよかった。
あんな別れ方、したくなかった。
真実と向き合うのが恐くて逃げていた。
避けられていても、
ひたすら送ったメール。
消されていたのかもしれない。
あたしがうっとおしいことをしたのに、
あなたはずっと謝っていた。
ごめんなさい。
だけど、傷ついていたのは、あたしだけだった。
あなたは何にも思っていなかったんだよね。
裏切られたあたしの気持ちはどこにいくの??
他の仔と付き合っていた9日間に、あなたは罪悪感というものを、
覚えれましたか??
好きだったから、
振れなかった。
別れたかったけど、
手放すのはおしいように感じた。
それでも、あたしの手の中からこぼれおちた
あなたとの関係は確かに存在したものだったのです。
どうして「なんであたしだけじゃないの??」
そう、聞けなかったんだろう
きっとあなたに嫌われるのが恐くて
うざがられるのが辛くて
あたしが最後にした異、
だったんでしょう。
愛されたい。
追いかけられたい。
その願いはすべて逆になっていました。
愛のない56日間でした。




