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デスニーランドへようこそ 〜狂気の殺戮テーマパーク〜  作者: 斗陰3号
エピローグ

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1/1

怒り

「ぶっ殺してやる」


河本は胸の鼓動を早めながら怒鳴った。


公園のベンチを一つ占領するように寝転がっていた酔っ払いが、のろのろと顔を上げる。


だが、その目はすぐに閉じかけ、再び夢の中へ沈もうとしていた。


「ふざけんな。ぶっ殺すぞ」


河本は拳を振り上げ、もう一度怒鳴った。


その時、どこからともなくスーッと一人の老人が現れた。


「人を殺しちゃいけない」


「何言ってんだ、ジジイ。誰でもいいからぶっ殺したいんだよ。ってか、コイツ邪魔だろ。」


老人は酔っ払いをチラッと見る。


「邪魔ではあるな。…でも、人を殺したら、長い長いムショ暮らしだ。そんなことより、そのイライラを発散できる場所へ行きたくないか? あんたの願いが叶うぞ」


「“あんた”はないだろ。“あんた”は。失礼じゃねえか」


「じゃあ、そこのあなた」


「それもなんか気持ち悪ぃな。まあいい。それで?」


「人を殺したら罪になる。だから楽しいところへ行かないか、と誘っているんだ」


河本は眉をひそめた。


「確かに……でも、そんな場所があるのか?」


「あるんだよ」


老人はカバンの中からリストバンドのようなものを取り出した。

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