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悪役令嬢と性悪執事は転生者狩りをするようです  作者: 藤原湖南
依頼4「レイモンドの全てを冒す者」
81/369

登場人物紹介(マイク・プルードン)

マイク・プルードン(29)

178cm67kg


栗色の短髪の男。鼻は高くやや垂れ目気味。やや痩せ気味で少し胡乱な印象を与える。


元はレヴリア北部の小都市、トロードにいた冒険者。トロードには鉄やアルミなどの鉱山があり、その探鉱と魔物の排除などに冒険者が使われていた。大きく稼ぐには向かないが、比較的安定した仕事がある街として冒険者にはそれなりの人気がある都市である。

マイクはトロード周辺の生まれであり、安定した食い扶持として何となく冒険者を選んだ。冒険者としてのキャリアは10数年のベテランだが、何かしら突出した実績を残すでもなく淡々と働き、淡々と飯を食い、淡々と女を買うという生き方をしていた。武力も知力もそこそこであるが、魔法の才能はなかったようだ。

人望があるわけでもないがないわけでもなく、よしに付け悪しにつけ「中庸」を地で行っていた男。本人もそれはそれで不満はなかったが、「何か大きなことをしてえなあ」ぐらいの野望は持っていたようだ。

ある意味「憑依前のザッシュが最も上手く生き抜いていた場合の人物」であると言える。後述の富樫大虎が憑依しなければ、恐らくこのまま淡々と生きていったことであろう。


趣味はカードギャンブル。勝ちも負けもそこそこで手堅いプレイヤーとトロードではそれなりの評判であった。未婚。


富樫大虎(享年27)

182cm76kg


オールバックの大柄な男。見るからに筋者という目付きであり、背中には複数のタトゥーがある。


依頼1で竹内瑞樹を実質的に殺した張本人。若手のヤクザだが、高校時代から半グレじみたことをやっており大学も卒業している。普通のチンピラよりは遥かに学もあり、投資に対する知識もあったため仕手株取引などで組に貢献していた。また、過去のツテで大麻・コカインなどの麻薬流通ルートも開拓しており、20代後半にして下部組織とはいえ組のナンバー3までにのし上がっていた。

ただ、仮想通貨FXで億単位の損失を出し、一気に立場が悪化。これをカバーするために何とかしないといけないと焦っていたところに、原口香苗に出会う。40手前だがかなりの美貌と肉体を持っていた香苗を籠絡し、原口家を乗っ取り彼女とその娘恵美を「売る」という暴挙に出た。

その後の顚末は4-10にある通りである。恵美は母と竹内瑞樹を殺害した富樫の寝入りを襲い彼を絞殺、その後マイク・プルードンに憑依する形で転生することになった。


憑依後は後述の「全てを冒す者」を使いトロードの街を支配しようとしていた。そこにシャキリ・オルドリッジたちのスカウトを受け、セルフォニアの走狗となる。

最初の依頼であった「デルヴァーにいるマリー・ジャーミルの保護とセルフォニアへの連行」は自分が彼女の支配下に置かれるという痛恨のミスで失敗。「次はない」という条件付きでレイモンド侵略に動くことになる。なお、報酬は実際に相当なものであったようだ。


基本的には外道であり、自分さえ良ければ他人はどうだっていいという極めて利己的な男。ただ、所詮はヤクザであり地頭としてはハンスには遠く及ばない。本人も「知も暴も一流には届かない」ことを自覚しており、それが小物じみた言動に繫がっていた。


趣味はセックス、それも女性を痛めつける形でのかなり嗜虐的なもの。ドラッグは「たしなむ程度」でそこまで深入りはしていなかったようだ。


恩寵「全てを冒す者」

恩寵レベル3


本人の念を込めた針状の物を対象に刺すことで、その対象の五感と意思全てを乗っ取るというもの。マリー・ジャーミルの「偶像の甘き調べ」と違うのは、対象は基本的に1人にとどまることと、効果が無条件で自我をほぼ乗っ取れるほど強力であるという点である。なお、刺す物は剣でも針でも何でも良い。

一見それほど強力な能力でないように見えるが、歌を最低1曲聴かせるという条件付きでないと効果を発揮しない「偶像の甘き調べ」と違い、クリアすべき条件は低い。また、余程本人が嫌がっていること(それこそ命に代えても拒否したいこと)以外は何でもさせられるという点も使い勝手が良い。さらに本人の知識・能力も自由に使える。

効果時間は2時間だが、効果が切れてもある程度の依存性があるため、「飼い犬に手を噛まれる」リスクも低い。能力の対象次第では一国を乗っ取ることもできる、ある意味極めて凶悪な能力と言えるだろう。


実際、「マリーを攫う前に1曲聴いていこうか」とマリーの歌を聴いてさえいなければ、相当酷いことになっていた可能性が高かった。少なくとも、ハンスとジャニスが依頼を完遂するのには多少なりとも(マリーの命など)犠牲を払わざるを得なかっただろう。

ちなみに、富樫は途中で「あれ、これ富永美由紀の曲じゃね?」とは気付いていたようだ。彼は前世において「ミユキ」のファンであったため、ほぼ完全な支配下に置かれてしまったという事情がある。


なお、マイク・プルードンも富樫大虎も戦闘力自体は大したものはない。このため、本体を狙われれば脆い能力ではある。この点もマリーと共通している(マリーは信者を肉壁にできるのでもう少し守りは堅いが)。


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