表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
111/151

神隠し111

夕食を頂いた後、食後のお茶を一服。

しばし寛いだらさ、寛ぎ処へと。


ソファへと収まると、メイドさんが肩をマッサージしてくれるよ。

っかさ、微妙な振動が手のひらから発せられている気がするんだが、どうだろう?

気のせいかもしれないが、妙に心地好い。


って、パッジャー鳥?

飛んで来て、俺の頭で足踏みするのは、よしなさい。

これって…マッサージしているメイドさんに対抗してたりして。


このパッジャー鳥なんだがな、結局は俺の専属に収まったようなんだ。

なので名付けたよ。

瑠璃色からルリってさ、安直だったかな?


頭はさ、かなり良いみたいだね。

名付けたら分かったようで、囀ずりながら飛び跳ねてたよ。

羽ばたきながら、踊るようにね。


ちょっと可愛く癒された。

メイドさん達も、ほっこりってね。

ヒューデリア嬢も、優しい顔で微笑んでたが…野郎連中までな。


っか…寛ぎ処の入り口から顔を覗かしたユラちゃんが、なんだか悔しそうにしているみたいに見えるんだが…気のせいかな?


寛ぎ処でリラックスした後は自宅へと。

風呂は自宅の風呂で十分だよ。

疲れたし、風呂から上がったら直ぐに寝たいからね。


だから寛ぎ処を出てから第7寝室と言う自宅へと、ユラちゃんの背で揺られつつ。


自宅へ帰り、直ぐに風呂へ。

汗を流し身を清めたら湯船へとね。


流石にルリを伴う訳には行かないので、エルドリア・メイド長が確保していたよ。

っか、素早いルリを、然り気無く手掴みって…何処の武芸家ですか?

違った、隠密でしたね…やっぱり、(すげ)ぇっ!


風呂を上がり寝室へと。

ルリは放し飼いが基本なのかな?

枕元に収まってますが…デフォルト?


まっ、良いや、お休みなさい__..zzZZ


って‼もう、朝かよっ!

この世界へ来てから、寝付きが良すぎないか、俺…

寝たと思ったらさぁ、直ぐに朝って…ドッキリじゃないよね?

熟睡し過ぎだろっ!って、自分に突っ込んだり…


しかしさぁ、今朝はなんだか、騒がしくね?

何かあったのだろうか?


目覚めて横を見ると、ルリの姿がね。

起こさないように、って思っていたんだが…俺が起きたのを感じたのか、起きてしまったよ。


起きたルリは、俺へ寄って来て体を擦り寄せる。

目覚めの挨拶かな?


思わず、ほっこりしていると、俺の着替えを用意しているメイドさんも、ほっこりってね。

寝室に他の方が居るのにも、だいぶん慣れましたってね。


起きて身支度を整えたら自宅から出掛けることに。

朝食は、朝餉処だってさ。

いや、自宅で良いやんね…ダメ?そう…


ユラちゃんの背へ座り、ゆらゆらと。

ルリとは、相変わらず張り合ってますがね。


そうそう、朝の騒動なんだが、どうも聖女様が帰られたそうなんだよ。

その出迎えなどで騒がしかったらしいな。


今晩は聖女様が、宴を催すそうなので聖女様の層にある晩餐処で、御呼ばれと。

さて、どんな方なんだろね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ