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能力者達  作者: 蒼田 天
第三章 十二支決戦篇:上
40/60

一騎当千(5)

     5


 すー、と寝息を立てて気持ちよさそうな顔をして眠ってしまった。顔には涙の痕があり、ほんの少し前に泣いていたのに疲れて眠ってしまったのだろうか。

「好き……か」

 実際、俺もユイのことは気に入ってる。好きと言ってもいいだろう。勿論仲間として。

 さっき言ったように、いつも透明化や機銃でバックアップをしてくれるのは本当に助かる。怪我して帰ってくると手当てしてくれるのはユイだし、そういうことでは頭が上がらない。

 ちっちゃくてふわふわしている感じで可愛いとも思うし、実質顔は可愛い。

 まぁ、どちらにせよこの状況はマズイのだが。

「起こすのはちょっと気が引けるし、運ぶにも体がこれ以上動かん」

 強烈な眠気とだるさ。全身を痛みが襲う。そろそろ俺も限界かな……。

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