蘇生魔法
トレイスを配下にした後、街の近くで人間になった。
だが、街に戻っても暇なので、色々と試したいことがあるから、街から離れたところでやってみることにする。
スケルトンの状態だと魔法は使えたが、人間の状態でも使えるのかという事だな。
まぁ、『論より証拠』って言うことわざがあるからな。
使ってみるか。
ちなみにここで『イーンフェルヌス』を使うと街が消し飛んでしまうのでもちろん使わない。
じゃあ何を使うのかって?
俺は左手を前に出すと、魔法を唱えた。
「シャドージャベリン」
………しかしなにも起こらなかった。
本来なら、紫色の魔法陣が出てきて、そこから紫色の細い針みたいなのが無数に発射されるんだが………
うーん。やっぱり人間の状態だと使うのは無理みたいだなぁ………
でも確定したわけじゃない。
今の俺が杖を持っていないからかもしれないし、もしくはほんとうに使えないのかもしれない。
でも魔法使えるやつって杖持ってたよなぁ……
てことは、魔法と杖はワンセットみたいな感じかな。
あ、こんな事を言ったら『は?じゃあなんでお前は杖も無いのにスケルトンの状態で使えたの?』って言われそうなのでちょっと説明しておく。
本来、生命を持つものは全て魔力を操り、魔法を使うことが出来る。
だが、『魔力循環』と呼ばれるリミッターみたいなものがある。
こっちの世界の昔話で神様が人間が反逆を起こさないようにする為にリミッターが付けられてるとのこと。
そのリミッターを解除せずに魔法を使うには杖がいる。
だから杖は必要なのだ。
ちなみに、ごく稀に杖を使わずに魔法を使うことが出来る『マジックキャスター』と言われるスキルがあるみたいだ。
で、次に気になるのはスケルトンの状態だけ魔法が使えることだ。
『全てを知る者』に聞いてみたところ、他のモンスターから『奪い去るもの』で、体力とかのと一緒に、魔力を奪っていたからみたいだ。
とまぁ、試したいこともできたからなぁ……
いや、重要な事が一つあったな。
人の状態での名前だな…
スケルトンの名前はあの時パッと思いついた単語を適当に並べただけだからなぁ………
出来れば良いものにしたい。
スケルトンの時の『モルス』って、ラテン語で『死』だからなぁ…
よし…聞いてみるか。
「オッケーグ〇グル。ラテン語、ギリシャ語で『生』の意味を検索して」
って言ってもどうせ反応しないんだろうなぁ…
『お答えします。【生】ラテン語 vita、ギリシア語βιοs (bios)(ビオス)という意味になります。』
反応した!オッケーグ〇グルって言っても反応した!!
著作権に引っかかりそうなのに反応した!
「おい…大丈夫なのか?なんか……著作権に引っかかりそうだけど…」
『決めるのは私達ではありません。決めるのは運営と世間です』
そう…だよなぁ………
って!そんなくらい現実世界の著作権の話は置いといて!
名前………うん、今は無理だな。
後々考えるか………
そんな考え事をしながら、俺は街に入っていった。
街についても暇だったので適当にぶらぶら歩く事にした。
と言っても、俺が今知っているのは酒場とギルドの場所しか知らない。
なら、もっと詳しくこの街を見て回らないといけないからな。
ということで俺は今歩いている。
10分ほど……
通り過ぎる人の会話を聞くが、特に気になることもない
と、思っていると向こうから男二人が歩いてきた。
何か喋ってるみたいだから、聞き耳を立ててみた
「………………本当なんだよ!前の戦争で死んじまった親父が蘇ったんだよ!」
「わかったわかった。信じるよ……で、なんで蘇ったんだよ?蘇生魔法なんて噂話だろ?」
「いや、この街の中にある荒地の教会に居るんだよ。」
「へぇー………俺も今度行こうか…」
そんな会話を聞いた。
へぇー、荒地の教会ねぇ………
(全てを知る者、この街に荒地の教会はあるか?)
『はい、あります。この道なりに進んでいくと、途中から未開拓の荒地に入ります。そこの周辺にあります』
(情報ありがとう)
『全てを知る者』と会話をした後、俺は道なりに進んでいった。
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私は今日も、教会の古びた椅子に座っていた。
教壇の後ろにあるステンドグラスの光が唯一の灯りになっている………
蘇生魔法を覚えて10年…多くの者を蘇らせてきた…だが、私の体はもう持たないようだ………
習得には10年掛かるこの魔法……誰かこの魔法を覚える者はいるのか…
そんなことを考えていると、教会の扉が開かれた。
蘇生させてほしい者がいるらしい……
私は椅子から立ち上がる。
さて、何者だ………………⁉︎
ほう…これは面白い来客だな………
まさか死者を連れてくるのではなく、死者自身が来るとはな………
込み上げる高揚感を抑えながら、私は質問した。
「……死者を連れてくると思えば…アンデットが来るとはな………なんの用だ?」
お久しぶりです。
小説を書きたい!と言う思いを止められず書いてしまいました。
受験近づいているのにね。しょうがないよね。
とまあ小説は復活するのですが、投稿ペースがかなり落ちます。
そこだけはご了承ください。
あ、そうでした。
これからは別の人物の視点に行くときは下のこの線からになります。
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これでさらに面白く書けらのではないなかぁと思います。
以上、五里川でした。




