学校
一応いっておきますが、まだ0歳です
魔力が随分多くなった
この前は扇風機の強で根をあげていたが最近ではもっと強くして温度も調整できる位余裕ができた
まぁ、これが小さい頃からだれでもできるレベルっていう可能性もあるのだが、お爺ちゃんの角を触ってからそうなったのでその可能性は無いとおもう
あのお爺ちゃんが来てから大きな変化はそれくらいしかない
相変わらずの物が少ない部屋でねっころがって親とあうのは授乳の時とたまにくるだけ
その後はリアに遊ばれ、授乳して、遊ばれを繰り返している
いやー、まだハイハイすら出来ないんだよ
正直いうとね、結構暇
魔法も自由には使えないし
保育園みたいな所はないのかなー
とりあえずリアから離れたい
ストレスと暇で死にそう
そんなことを考えていると母さんが入ってきた
「リア、ちょっといい?」
「なーに?」
できればここじゃないく違うところへこいつを連れていってほしい
「今から言っておくのだけどね、リアはそろそろ幼学園という所に行きます」
「ヨーガクエン?なにそれ?」
なん、やて
もしかしてリアから解放されるときがきたのだろうか?
「朝からお昼過ぎまで学校というところに行くの」
「えぇー!やだぁー!リューちゃんとはなれたくない!それともリューちゃんもいくの?」
「ううん、リュウはまだ行かないのよ」
「じゃあやだー!」
「行かなきゃ駄目なのよ。リュウのお姉さんでしょ?そこに行かない子は良いお姉さんじゃないのよ」
「うぅー、そこいったらわたしいいおねーさん?」
「えぇ、行ったらね」
「じゃあいく!」
さ、さすが母さん
僕にできないことを平然とやってのける(喋れないから)
そこに痺れる憧れるぅ~!
と、いうことはこれで念願の1人を実行できるわけなのだな
やべぇ、超嬉しい
いつからいくのだろうか?早く行ってほしいな
「学校へはね、来週から行くのよ」
「うん!いいおのーさんになってくる!」
来週か………
まぁ、自由を得るためだ
そのくらいの犠牲は良しとしよう
夢のようだ
リアが昼間いなくなるなんて
今からやることを決めておこう
来週、早く来ないかな