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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
7/44

魔法

初めて評価ポイントがついていることに気がつきました。

つけてくれたかたありがとうごさいます!


 「これがまほーのほんだよ」


 リアを利用して魔法の本を読ませてもらった

 初級、中級、上級、王級、帝級、神級とあるらしくまず最初は初級を読ませてもらった


 級の説明は大体わかると思うが、初級が大抵読めば誰にでも使える位簡単な魔法


 中級はある程度頑張らなくては使えない魔法


 上級は才能がある人は簡単らしいが凡人程度だとすごく頑張らなくてはいけないらしい


 王級は才能がある人が下手したら数年かけて覚える魔法


 帝級は才能がある人でも覚えられる可能性は少ないらしい


 神級は今まで使える人がいないと言われる魔法で、まさに神にしか使えない魔法と言われている


 なぜ神級が存在するのかとかツッコミ所があるが、とりあえず初級は使えるだろう

 

 なぜか文字がわかるが日本語ではないことはわかる。何か字幕を読んでいる感じ?

 もちろん聞こえている声も二重に聞こえるが、意識しなければ大丈夫なレベルだ


 あの神が気をきかしてくれたのだろうか?


 まぁ、それは置いておいて


 

 初級の本の内容は三種類の魔力だ


 火の魔力と、水の魔力と、風の魔力


 この魔力を使えるように読む本らしい


 詳しい内容はあの神がメールで書いていたことが大体で、魔法とは大半が思い、イメージと言われているのは確かなようだ

 他は魔法の例や原理とかイメージできない人の参考魔法


 例えば「ファイア」っていうのとか「ウォーター」っていうのとかいかにも初級って感じだった

 早く使って見たいがリアがいるし使うのはもう少し後だろう


 「こんなにむずかしーほんよんでたのしいの?」


 頭の弱い子が何かを言っているな。でもこの年だったらこんな本読んでも楽しくないか。特に魔法なんて興味の欠片もないだろう子供は


 というかこの世界には幼稚園のようなものはないのだろうか?こいつ日中ずっとここにいるんだけど



 そんなこんなで本を全部読み終わる


 そうすると不思議な事に内容がもう一度一から入ってくるような感覚と共にしっかり記憶に残った


 これもあの神のおかげなのだろうか?そう思うと少し癪だけどありがたい


 さて、後はリアなどこかえ行くのを待つだけなのだが、、、


 「きょーはなにしてあそぼっか?リューちゃん!」


 はい、今更だが僕の名前はリュウだ。正式にはなんたらかんたらリュウなんたらという

 まったく覚えていないね、うん


 でも最後にヴァルキリアと言っていた気がする。なんかヴァルキリー的な物を感じるが違うものだろうか?

 見た目的に当てはまるのは母さんだけど、どうなんだろう


 まぁいいや



 というわけで今日も今日とてリアに遊ばれる


 遊ぶではなく遊ばれるだ。僕はまったく楽しくないからな


 リアが母親役でおままごとをしたり、勇者ごっこ?みたいのをさせられたり、絵本を読まされたり、絵本を読まされたり、絵本を読まされたり

 こいつ絵本好きすぎだろ


 後おままごとをする時に必ずご飯と称しまな板を押し付けてくるのだが、まさかこいつ、あの吸引パワーが癖になったとか言わないよな?

 まだ3歳だし、そういう感覚はないとは思うのだが


 でも何か顔赤くしてつけてくるんだよな。ちょっと怖い


 そんなこんなで遊ばれながらやっと夜になり地獄の風呂がおわり僕から離れて行く

 毎回渋るのだけど母さんに連れていかれる


 いつも思うのだが、親の癖に息子に関わらなさすぎじゃないだろうか?

 母さんの仕事は何となく知っているが父さんの仕事はなんなのだろうか?あまり家に帰ってきている気がしない、というか夜や長い休みの日?以外は日中に家にいない気がする

 てかそう考えると毎日ヤッてるのか


 父さんも母さんもまだ老けている感じは全くないから20か30だと思うのだがそんな歳でもう三人目を作ろうというのか!

 てかもうちょっと構ってください、子供は寂しいの死んじゃうんだよ

 乳母さんがいるからあんまり寂しくないけど



 そんなことはまぁ、良いとしよう


 寝たフリをして乳母さんがいなくなった部屋で魔法を使う。使うといっても火とかは匂いとかでバレる可能性があるし水は濡れてばれるかもしれないから風の魔法を使う


 何でばれないように使うのかって言うと、この世界で赤ちゃんのときに魔法を使ったらどういう反応をされるかわからないからだ

 最悪、悪魔扱いされて殺される、なんてパターンも中世の小説のなかにはあった



 というかさ、夜泣きしないから良いものの赤ちゃん一人ってひどくないか?

 一応乳母さんが隣の部屋にいるらしいが


 とりあえず魔法を使おう


 最初はそよ風をイメージする。そうすると少しの倦怠感と共に風が吹いてくる

 これは前にメールを開けたときと同じで何か吸われてる感覚


 この倦怠感だが、魔力を使うと出てくるもので使いすぎると気絶してしまうみたいだ


 こんなそよ風だが、異世界転生者としては感動した

 今更ながらだが、本当に異世界に転生したんだなぁーとしみじみ感じた


 次は扇風機でいう弱位をイメージする。さっきの倍位の倦怠感と共に風が吹いてくる。でもめっちゃ疲れる

 さすがに赤ちゃんの魔力は少ないね


 でもここで諦めてはいけない。次は中だ、また倍ほど辛くなるがまだいける

 強にしたところで全力で何十分も走ってるような感覚が一気にきた


 いやー、これ辛すぎ!一旦やめようか

 だけどここで諦めたら諦め癖がついてしまうような気がする


 変な意地を持って魔法を使っているとだんだん意識が遠退いてきた


 あれ?もう魔力切れか?!。ま、魔力なさすぎぃー


 そんなことを思っている内に意識はなくなった







 はい、グットモーニング。ぜんぜんグッドではないが女神(母)の笑顔が朝イチで見れたのでよしとしよう


 今日も今日とて授乳するがいつもと雰囲気が違う。少しそわそわしているというか、なんというか


 なんだろうと思っていると部屋のドアが叩かれて知らないメイド?が来た


 「お嬢様、鬼神様がお見えです」


 「ご苦労様、すぐ行くわ」


 なんかメイドの方はカチコチって感じだったけど母さんの方は少し嬉しそうだ


 てか鬼神てなに、鬼の神?神様来たの?


 何か嫌な予感がするなぁー




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