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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
5/44

 男でよかったぁー


 と、思うのもつかの間、いくら赤ん坊になったとはいえ起きてからめっちゃ恥ずかしかったわ

 寝ている間にお漏らしとか、まじ恥ずかしい。早く制御できるようになりたい。僕に見られて喜ぶ趣味はないんだ


 ゴロゴロ悶えていたらエルフさんに「もう寝返りができるのですね、素晴らしいです」と無感情な目と棒読みで見られた

 そしてめっちゃ疲れた

 次からはできるかぎり自分でトイレに行こう


 まぁ、それは置いておこう

 今はもっと大変なことが起きている、それはな、、、


 「そして、ゆーしゃはまおーのとーばつへでかけたのでした。ね~、ちゃんときいてる?」

 

 いいえ、まったく聞いておりません


 今話していたのは最初に見たツインテール幼女。この子はやっぱり僕の姉らしい、名前はリアという

 本名はもっと長かったが家ではそう呼ばれている


 それでな、こいつさっきから絵本を読ませてくれてるんだけどな、この絵本、もう30回は読んでる


 あきるわ!何回よんでんねん!

 しかもな、今こいつに抱っこされてる状態なんだけど逃げ出そうとするとギュッと抱き締めてきて泣きそうになりながら「逃げちゃだめぇ~」というもんだから逃げようにも逃げられない

 でもちょっと痛いよ


 そんなことされたら逃げられないよな

 ロリコンじゃないよ!断じて違うよ!まぁ後5回くらいならいいかなとか思ってるだけだよ!

 まぁ、可愛いことは認めるがこいつは父親似らしく目はキッとしていて黒髪だがちょっと灰色っぽく、褐色の肌である

 将来が楽しみですなグヘヘ、おっとよだれが。ロリコンじゃ(ry


 後おでこらへんにチョコンとちいさな角が2つある

 僕にはまだ生えてないけどその内生えるのかな?角とか封印された中二病心が疼いちゃうんだけど


 母さん(多分)は鬼では無さそうだったから必ずしもって言うわけじゃないと思うけど。世界が違うからわからないけど

 でも角って格好いいから欲しいなぁ


 そんでこいつは3歳らしい


 そのわりに知能は低い気がするけど、絵本を読めてるので標準レベルなのかな?という感じ。僕は小さい時、っていうか前世の記憶がないからどれくらいが普通とか覚えてないけど


 僕の意識?がこの体に入ったと表現するべきなのかな?それから多分1週間くらいで母さんがこいつを僕と会わせに連れてきたのだ


 こいつは僕を知った時からずっと僕についてくる。寝る前や朝早く以外はほとんど僕の部屋にいるし風呂とかにもついてくる。ちなみに風呂とトイレも同様に豪華だったし広かったし日本のものとそう変わらなかった。風呂は西洋っぽかったけど不便はない、てかまだ僕は拭かれるくらいだし


 リアが風呂に無理矢理来たときにエルフさんが少し困った表情でいたのでその時だけはリアのおかげでその表情を見れて少しうれしかった

 後、このエルフさんは僕の乳母さんらしい。知ったときはめっちゃ嬉しかった

 ずっと傍にいてくれるらしいからね

 普通は親なんだけど居てくれるだけでも一人は寂しいからうれしい


 まぁそれは置いといてだな、現在約40回目の同じ絵本が終わった。そろそろ逃げだそう

 ただ逃げ出すだけだと捕まえられるが生理現象や腹へりなので逃げればよいのだ

 というわけで


 「おんぎゃー!おぎゃー!」

 嘘泣き


 この手に限る

 ちょっと嘘っぽい泣き声なっちゃうけど赤ちゃんだからか涙はすぐに出てくる


 そして泣いた時の効果、乳母さんが母さん、もしくは乳母さん自身がミルクをくれる

 大体母さん

 乳母さんのミルクって言っても母乳は出ないからその場合は粉ミルクっぽいのを飲む


 「はい、どうかされました?」

 毎回思うんだけどそれ赤ん坊に聞いても答えられないからな?


 そんなことを思いながらMy マミーの所へ連れていかれる

 母さんは家でできる仕事をしているのかな?あんまり家では会えない。構ってくれるのは朝と昼休みくらいだ

 え?夜も仕事しているのかって?まぁ、ベットの上でお仕事しているね

 ナニしているかって?ぼく赤ちゃんだからヨクワカラナイナー


 なんか貴族とかのイメージだと乳母とかに母乳をあげさせる感じがあるけど母さんはできるだけ自分であげたいみたいだ

 ミルクはは乳母さんからでも良かったのだけど、あの巨乳を毎日拝めるというのは素晴らしいので文句はない

 それとプラシーボ効果だったかな?それだと思うんだけと母乳を飲むと何故か力がでる感覚があるんだよね。気のせいだとは思うんだけど




 「私がおっぱいをあげる!」


 そんなことをバカ姉が言ってきた


 こいつは何を言っているんだか。お前のその貧相なまな板で出るわけがないだろう

 いや、まな板が悪いとは言わないが僕は断然巨乳派なのであまり興味はない

 貧乳なんかにひかれないんだからね!


 と、言うわけで乳母さんや、何か言ってくれ


 「では、リア様があげてみますか?」

 そうそう、このバカにはガツンと言わないとな


 ……ん?今、なんて?


 「うん!あげる!」

 ちょっと待てや、乳母さんなにいってんだよ、あげられるわけないだろ

 わざとか?わざとやってんだろ?嫌がらせか?それとも本当にあげれると思ってるの?


 そんな思いも通らずバカは服を捲っている


 うむ、性欲うんぬん関係無しに元童貞としてはこれはやばいな。巨乳もいいが貧乳もいいな特にロリ。いやロリコンでは別にな(ry


 あれっ!?幻覚か?

 アレが白い、だとっ!?。アレってえーから始まってろで終わる漫画の話じゃなかったのか!?異世界最高かよおい

 アレ?まぁ、察してくれや


 「はい!あーん!」

 頑張って離れようとするがこいつめちゃくちゃ力が強い

 幼児の力じゃないぞ!?嫌、僕の力が弱いのか?それにしても強うぉ


 ベチャ!そんな感じで無理やり吸わされた。吸うっていうかくっ付けられたっていうか


 「あはは!何これくすぐった~い!」


 くそっ!呑気に笑いやがって。こっちは結構鼻とか痛かったんだそ!そんなに吸って欲しいんならもっと吸ってやる!

 吸引パワー全開!


 「んっ、えっ、あっ、あっ、な、何、これ?」

 フーハハハ!これが僕の本気だぁー!もっとだ!もっと吸ってやる!

 フハハハハグベッ


 「やはり出ませんね」

 なにを今更言ってるんだこの乳母は


はぁ、なんだか疲れて本格的にお腹が空いてきた。早く飲ませてもらおう




 リアが赤く染まった顔でこちらを見ているともしらずに








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