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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
40/44

続・ちぇんじ?

あれは嘘だ


 「え?」


 何?変えて欲しい?何が?

 ラエル、さんをって事?何で?



 「私は昔からこうなんです。無愛想で、人の気持ちがわからないのです。周りのせいにするつもりはありませんが、産まれてから誰にも指摘される事が無かったのです」


 えーっと、まだ頭の整理がついてないんだけど、黙って聞いとこう


 「しかしそれも鬼神様に救われるまででした

 私は鬼神様に救われて初めて初対面の人と会いました。そこで私はこの無愛想が異常だと、初めて気が付きました

 ですが、無愛想だと相手が慣れてしまえば異常だとは思わなくなってきます


 問題は子供と接する時でした」


 子供、確かにラエルさんは子供とか苦手そうだね


 「子供は、私があやしてもあやしても泣き止まないのに他の者があやすと直ぐに泣き止むのです。お締めもお乳も痒い所も無いはずなのに何故か泣き、私では泣き止まずいずれ喋れるようになるとこう言うのです


 怖い、と」



 うーん。確かに子供だったらあの平坦な口調とか暗闇の中でジッと見つめるのは怖いかもしれないな

 僕は前世の知識があるから意識的には大人?だし、こんな美人に暗闇で見つめられる(意味深)なんてお金掛かるだろうなとか思いながら楽しんでるくらいだしなー



 「最初に言われたのは、貴方のお父様が小さい時でしたね」


 うぇ?あら?あれ?ラエルさんって、今何歳?


 「一番最近はほんの1年前、お嬢様にも怖いと言われました。今では大分慣れて頂きましたが

 随分前に私のこの態度が子供にとって恐怖の対象になる事は分かってはいましたが、理解は出来ませんでした。何故この行動をすると怖がられるのか、そしてそれを治したとしても次から次へと問題が出て来て、治しきれないままお坊ちゃまが産まれました」


 うーんと、色々ショックを隠しきれないけど取りあえず話は分かった

 昔から無愛想で特に子供に怖がられてて父さんやリアにも嫌煙されてたってことか


 「今度の子も私を怖がるのだろう、私はそう思っていましたがお坊ちゃまは何故か怖がらなかった。いえ、もしかしたら怖がっているのを隠しているのかもしれませんが、こんなことは私にとっては初めてでした」


 こんな美人を怖がるはずないし、魔法も教えてもらえるしで怖がる理由はなかったしな


 「ですが、私より良いメイドは居ますし、もし変えてほしいと思っているなら

 お坊ちゃまは頭が良い。何を言っているかは、わかりますよね?」


 うん、頭の整理が付いてきたし言っている意味も分かってきた

 けど、ならどうして




 「なんで、そんなかなしそうなかおしてるの?」




居るかわかりませんがもし楽しみにしている人がいらっしゃったら、とても申し訳ない

何でもしますから許してください

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