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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
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うん、男の娘

 うん、落ち着こう、目を瞑る、目を開ける


 うん、美幼女


 な、なにを言っているかわからねーと思うが僕も何を言っているのかわからねー

 女神と凶悪な顔の鬼の間に生まれた僕はどうやら美幼女だったようだ


いやまて、まだあれがついていないとは決まっていないぞ。それに赤ちゃんってだいたい可愛いじゃん


 一応確認すると、服の上から見た感じは少しもっこりしているような来はしなくもないが赤ちゃんのあれがそんなに大きいわけがない


 ど、どうしよう

 僕は女の子なのか?男の子なのか?

 でもあのエルフさんはお坊ちゃまと呼んでいたし男じゃないのか?


 「どうしました?お顔があまりよろしくないようですよ?」


 「あー!ぁーあ!」

 鏡を指差しエルフさんを見る


 「はい、お坊ちゃまですね、今日も可愛らしいですよ」

 ちっがぁーう!そうじゃないし、めっちゃ棒読みだし!でも赤ん坊の口ではろくに喋れなーい!


 どうすれば


 「そんなに心配しないでもお坊ちゃまお坊ちゃまですよ?それとももう自分の可愛さに気が付いたのですか?」


 違うよ!てか自分の可愛さってなんだよ!僕まだ赤ちゃんだろ!でもこの姿は確かに可愛い(自画自賛)


 「うぅー!あぅー!」

 頑張って伝えようとするが伝わらず鏡を戻されてしまう


 「眠くなったのですねお坊ちゃま、眠かったら寝てよいのですよ」

 違う~、違うけど抱かれて背中トントンされると眠くなる~


 スヤァーzzz







 寝ているうとうとした感覚の間でオムツを替えている所を見た


 どうやら男のようだ


 良かった


 容姿に似合わぬ立派な姿にしてみせるぞ、我息子よ

 いや、それはそれで気持ち悪いな


 安心してその日は眠りについた



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