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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
39/44

ちぇんじ?


 どうすれば良いんだ。僕は1回でいいから自由に魔法を使ってみたい

けどラエルさんの授業もちゃんと受けたい

勿論スパルタなのは嫌なんだけどもちゃんと身につくから文句は言えないというか


そうだ。今何故スパルタと思ってしまうのかわかったぞ

それは、学校の授業とかと違って明確な休み時間が無いからだ


この時間までやれば休めるよ、という精神的余裕がないからこんなにも辛く感じるのか


そうと分かればすぐ実行だ


「ねぇらえるさん」


「どうしましたか?」


「やすみじかんがほしー」


「休み時間、ですか?それは魔法の事ですか?」


コクリ、と頷く


「もうちょっとみじかいじかんにしてほしいの」


「なる程。確かに少し休む時間が少なかったですかね。これからは考慮いたします」


ほっ、と息をつく


「ですが、今日は駄目です。攻撃的な魔法はとても危険です。いくら守護神の加護があるからと言って疎かにしてしまえばいつか必ず後悔します。これは断言できます。」


と、珍しく少し口調を強めて言った


ラエルさんがこんなにも自分の意見を口にするなんて、もしかしてはじめての事じゃないか?

いつも僕が聞いたことを教えてくれて、したいことをさせてくれてたのに


もしかして、過去に何かあったのかもしれないな

いつも平坦な口調だからちょっとびっくりしちゃった




少し気まずい空気が流れる


僕が黙っちゃったからもしかして怖がったとか思っちゃったかな

全然そんな事は無いんだけど、なんて言えば良いんだろ

うん、わかったよ。そういえば今からでも間に合うかな





ラエルさんがそっと僕の頭に手を載せて謝ってきた


「ごめんなさい。少し感情的になってしまいました。怖がらせてしまいましたか?」


「ううん。ぜんぜん!だいじょうぶだよ」


「そうですか」



また少し歩く






「お坊ちゃま。もし私が嫌になってしまったら、お父様にこう言いなさい。












変えて欲しい、と」








春、休み?

もう夏休み終わったけど?

今日中にもう一話出します

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