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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
31/44

初めての外出①

前半後半に分けます


この世界での人生初の外はとても楽しかった

けど楽しかったより驚きの方が多かった


まず最初に驚いたものは乗り物

箱が地面から少し浮いてたよ

しかも結構大きくて、縦2メートル、横3メートル程の大きさ

中にはフカフカのソファが向かい合って2つ

外からは中が見えない構造

体感的に時速は100k/m位出てたと思うけど全く揺れは感じなかった


母さんに馬車じゃないのかと聞いたら、絵本の読みすぎじゃない?と言われてしまった

そうか、馬車は絵本の中の物だったか


でもこんなにハイテクなものがあるなら何で建物がレンガ、なのかはわからないけどレンガっぽい建材何だろう

もしかしてこの箱も家も魔法で何とかしちゃってるとかなのかな?わーまほーってべんりだなー


まだまだこれは始まりにすぎなかった

次は町にいる人だ

勿論普通の人もいたけど3メートル位ある人とか、ネコミミ、イヌミミが生えている人とか、単眼の人とか、燃えてる人とかもいた


これは驚いたと言えば驚いたけど、家のメイドっぽい人達もそういう人がいたし、父さんなんて鬼だからね


後は家が殆ど豪邸だったり、とっても大きな城があったりした

その大きな城で5歳になったときに同年代のステータスのお披露目会をするらしい


ステータスと言われると良いことは思い出さないから忘れとこ



今回一番驚いたのは多分ここ

最初に何処に行きたいかと聞かれたので、取り敢えず公園と答えておいた


着いたと言われて外を見たときは行く場所を間違えたんだと思った

だって巨大な池だか湖があって、体育館みたいなのが何個もあって、木がちょこちょこと栄えたランニングコースとその横に大きな休憩スペースがあって、広大な芝生がある場所が公園だとは思わないでしょ


リアはもう来慣れているようでパーっと走っていったのを父さんが追っかけてった

僕は母さんとファイラ母子と一緒にゆっくり公園を廻った

まず目に入る池だか湖は、泳ぐ所とボートに乗るところがあってどっちも何時でも使っていいらしい

次は体育館っぽいところ

ここは見た目通り室内で遊ぶ種目用の建物

遊ぶ道具は無料貸し出しで飲み物も飲み放題

だけど閉館時間があって、午後の5時で閉まってしまうらしい

ランニングコースは地面がゴムチップっぽいもので埋められていて走りやすいし休憩スペースがすぐ近くにあるからいつでも休める

休憩スペースにある飲み物は体育館同様だけど食べ物はお金を取るんだと

最後に広大な芝生がある場所だけど、倉庫に外用の遊び道具があって、ここも無料貸し出し

いや、本当にここなんなん

こんなの元の世界じゃ絶対できないよ

こんな天国毎日行くわ


今日はお昼頃まで公園をぶらぶらしてた

僕が毎日来ると言ったらファイラが凄く嫌そうな顔をしていた

お前は寝過ぎだ。少しは外出て遊ぼうな


お昼御飯は家に帰って食べた

外でそのまま外食しても良かったんじゃないかなと思ったから聞いてみたら、父さんいわく、内のご飯の方が美味しいしどれだけ食でも食べられるから、らしい

確かにここのご飯はめっちゃ美味しい

他のご飯を食べたことがないから比べようがないけど大喰らいの父さんが言うんだから美味しいんだろう


午後はどこ行くか聞かれながら美味しいご飯を食べた








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