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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
26/44

防御魔法②


「はい、今日はここまでです。お疲れさまでした」


スパルタ宣言から1週間が過ぎた

この前は全く使えなかったが、今では基礎的な魔法は使えるようになった


この防御魔法というのは攻撃魔法と違い、余り自分の魔力を使わないことを前提とする

まず問題はこれだった

どうやって体外の魔力を使うんだ?という問題が


あれこれ試していたが全く出来なかったので裏技を教えてくれた

なぜ裏技なのかというと、これは魔力がないときには使えないので非常時には役に立たないし、これは感覚的に覚えたほうが良いらしいからだ


裏技は、目に魔力を送って魔力を見ること

これも最初は全く使えなかった

何故目に魔力を送っただけで魔力が見れるんだ?とか色々疑問に思っていたら全然使えなかった

なので一旦その事は考えないで魔力を送ったら見えると考えながらやったらできた


難しいこと考えちゃダメってことだな、うん


そんで目に魔力を送ると、視界が一気に霧に包まれたようになって何も見えなくなった


人間という生物は殆どの出来事は目で認識しているので、いきなり周りが見えなくなるとたった数秒でもパニックを起こしてしまう

そして僕は一応1歳の子供だ


つまり、今世多分初めてのガチ泣きをしてしまった

前世は大人だったと思うので精神的にも大人の筈なのだが記憶がないし、体に精神が引かれたのかとか理由はわからないがとにかく泣いてしまった


初めてラエルさんにあやされて手の中で眠ってしまった

ラエルさんはやっぱり良い匂いがした



まぁ恥ずかしい話は置いといて、魔力を見るのをそのあとも続けていって肉眼でも何となく感覚的に魔力を感じれるようになっていった


そしてその感覚が分かってしまえば後は簡単だった

この魔力の使い方の応用とも言うべき物と基礎、つまりイメージを持って魔力を使う物を合わせて使えば防御魔法の完成だ

残念ながら防御魔法は攻撃魔法ほど簡単ではないのでまだ初級の初級しか使えていないけど


いやぁ、この1週間は長かったな

この1週間はずっと魔法の練習をしていたからリアと全然遊んでいなかった

最初は一緒に魔法の練習をしていたが、小さい火が指から出るくらいしか頑張っても出来なかったからなのか何処かへ遊びにいってるようだ

拗ねた顔が可愛かった


ファイラも毎日来てたけどほとんど寝てた

この子は1日何時間寝れば気が済むのだろうか



さて、今日からはもうごろごろだ

もう3日は魔法の練習とかしたくない

さぁ遊びに行こう


「次は支援魔法の練習ですね」


ちょっと何いってるのかわからない






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