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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
21/44

魔力放出


「お坊っちゃま、また私が魔法を教えましょうか?」


何を言われているのか一瞬わからなかった

なぜラエルさんは精霊魔法を教えると言っているのだろう

だって精霊魔法なんて使える人はエルフやドワーフだけ、じゃ、ないの、か


「あぁ!そーいえばらえるしゃんエルフだったー!」


「はい、ですのでよろしければ教えましょうか?」


「うん!おねがい!」


「いえ、私が教えさせて頂きますので」


こうしてラエルさんに教えてもらうことになった

なぜ今までラエルさんがエルフだと思い出せなかったのだろう


「ではまず小さな精霊を呼びます。精霊の呼び方は言葉で教えるより感じた方が早いと思います

では呼びます」


ぶわっと熱気が来て思わず目を瞑ってしまう

熱気がなくなり目を開けると、なんつーか、カルシ○ァーみたいのがふわふわ浮いていた


「これがしぇいれい?だんしゃくのしぇ、せいれい?」

「いいえ、これは爵位もついていない精霊です」

「しゃくいがついてないせいれいなんているの?」

「はい、生まれたての精霊や自我が少ない精霊には爵位がつきません。しかし例外があり、王の力を授かっている精霊はだいたいが公爵で生まれます」


へぇー、初めて知った

やっぱり使える人に直接聞いた方がわかることが多いね


「では感じてください」

え?何を?


「んーと、なにを?」

「この精霊の魔力を感じてください、それが精霊を呼ぶ第一歩です」


えー、魔力を感じる?そんなこと初めて聞いたんだけど

うーん、自分の魔力は動かして使ってるのがわかる

身体強化とかね


じゃあ風の魔法はどうやってるんだろう

改めて考えるとわからんな


ここから風が出るように―って思って魔力を使っているかな?多分

その魔力はどうやって使ってるんだろう

座標を設定した場所から?それとも見た所から?

でも見た所からだと見てないときは出来ないことになっちゃうしな

うーん


「お坊っちゃま、お坊っちゃまは魔力を放出できますか?」


魔力を放出?魔法にして出すのとは違うのかな?


「んー、わかんない」

「では教えます、魔力を放出するには魔力を動かす必要があります。それはできますか?」

「うん、それはできるよ」

「ではそこから魔力を外に出すだけです」


聞く限り簡単そうだがどうなんだろう

試しに指に魔力を動かしてみる

そして放出、、、できない

なんでだ?


「できませんでしたか?」

「うん、どうすればいいの?」

「放出するところに穴をイメージできませんか?そうすれば放出できるはずです」

「わかった」


穴をイメージか、指先に穴があることをイメージして、魔力を放出!

おお!できた!でも凄い勢いで魔力がなくなってるような

うわっ、クラクラしてきた


「お坊っちゃま!魔力放出を止めてください!」


意識が遠退く中、そんな声が聞こえた

ラエルさん、そんな声だせるんだね


聞けたことにちょっぴり嬉しくなりながら意識を手放した





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