表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺戮の世界  作者: 小悪魔
7/11

七話:過去

僕の名前は如月悠木。


引きこもりだ。


人生というのはつまらない。

毎日毎日、色々な事件が起きては、逮捕されていく。


そういうのがつまらない…なんでみんなは、もっと面白いことを思いつかないのか。


自分の理想郷を作ろうとは思わないのか…僕には事件を起こす人間を悪いとも思わないし、良いとも思わなかった。


ただ、つまらないことをしているな。退屈なんだな。としか思わなかった。


そんな僕の近くで面白い事が起きた。最初は夢だと思ったが、夢ではない。


現実だ!!…いや、現実ではないか。異次元と言ったら良いだろうか。


殺戮に満ちた世界で僕達はゲームする。

ルールは簡単。鬼ごっこをして捕まったら死ぬ、それだけだ。


僕にしては楽しいゲームとしか思わなかったが、周りの奴らは死ぬのが怖い。死なないように頑張らなければ。


そういう事しか思わなくなっていた。

(コイツらを上手く使えれば死なずに済むし、殺す事だって出来る。なんて楽しいゲームなんだ!考えれば考えるほど、楽しい…殺す事だって出来るなんて、ここが僕の理想郷だ!!)


それからゲームが始まり僕は奴隷という仲間を集めた


ん?どうやって仲間を集めたって?そりゃ簡単さ。

僕はこのゲームの必勝法が分かった。生き延びたかったら僕に着いてきたら?


と言ったらほとんどが着いてきたよ笑

後から殺されるという事を知らずにね。


それから、こいつらを利用しては殺していった。

みんながいつも殺される前に言うことがある。

それはね…


(この人でなし!死んだらお前を呪ってやる!)


とね…。


僕には、ただの言い訳にしか聞こえない…

着いてきたのはあっちだし、俺のせいではないと考えていたからだ。


しかし、考え方は甘かった。


次の鬼ごっこの時もさっきの言葉を言い、奴隷という仲間が沢山ついてきた。


だが作戦は失敗し、僕は1回鬼に殺され

死んだ。

しかし、死んだ僕の耳元であることが聞こえたんだ。


(まだゲームを続けたいか?)


とな。

そりゃ続けたいさ、だって。


さっき僕を殺したやつに、仕返しをしないといけないからね。


そう思ったら伝わったのだろう。

僕は生き返った。


それから僕は人を信じずに自分で人を殺していった。

人を殺すのはこんなに楽しいんだと分かって、復活させてくれた人に感謝したかった。


少し話が長くなったね。また、今度話すよ。

次はゲームマスターとかこの異次元の話をね…。


〜七話完〜


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ