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殺戮の世界  作者: 小悪魔
6/11

六話:謎

ここが…特設ステージ??

すごく小さい…真ん中にいるのって…鬼!?

(うわぁあああああああ!鬼がいるぞぉ!)


(ゲーム開始まで…3…2…1…スタート)


スタート開始直後に鬼である、幼女はものすごい速さで人達を殺して行った…


(やめてくれぇええええ!グホォ…ベキベキベキ)

(嫌だ…嫌だ…死にたくなっ…(パシュ…シュパァアアア)


(Aチーム残り2人 Bチーム残り3人)

やばい!私たちのチームが負けてる!?


しかもまさか、その1人って…

ステージを見渡すと、ずっと私を見つめる如月悠木の姿があった…。

ずっとニコニコしてて、何か気持ち悪い…。


そんな事より、今は生き残ることを最優先に考え…ないと…?


私は目を疑った。

その理由は、如月がBチームの人たちを捕まえて、身動きを取れなくしているからだった。


(てめぇ誰だよ!やめろ!)

(そうよ!離して!!)


「そんなこと言って話すとでも思ったの??w

お前らはただのゴミ…ゴミは処分しないとねぇ…

そう行ってBチーム全員を鬼がいる方へ投げ飛ばした…。


(みぃつけた…)


(ひぃ…!?や、やめてく グチャベチャ)

(キャアア! ゴスッ)

(やめろぉおおおおおお! バキバキボキ)


みんな…死んだの??

ということは…?


(ゲーム終了です。Bチーム生き残りがなしということでAチームの勝利とします。Aチームの方で死亡した方達は復活させます。)


そう言ってAチームに選ばれた人たちはどんどん、復活していった…そして、中には龍馬の姿も…。


「龍馬!」


私は龍馬を見た瞬間に強く抱きしめてしまった…。

「痛い痛い痛い…!」

「あっ…ごめん…」


「大丈夫だよ。それより、復活させてくれてありがとう。」

私はその事を聞き、照れてしまった…


「明石龍馬君?復活おめでとう。」

如月がそう龍馬に言ってきた。


「ああ、お前こそ生き残っておめでとう。」

龍馬は少し機嫌悪そうに返した。


そして、如月が変なことを言い始めた。

「僕は、この世界が何故作られたのか。どういう物語があって、こんな殺人鬼ごっこが出来たのかを知っている。

あの鬼の女の子も謎のアナウンスの正体も知っている。」


「どういうことだ!?如月!?」

「ふっ、自分で考えろ…というか…時間だ。また明日ね。龍馬くん…」


そう言って俺はまた、現実の世界へと戻って行った…


〜六話完〜

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