「 自己紹介 」
機械的な音が、12人しかいないホールに響く。
ここからはほぼ同じ文だが自己紹介なだけあり同じだが違う文である。
飽きたらごめんね☆by神様
『では一人目!半獣の神音ちゃん! 現在26歳だっけ?高いところによくいるから、話しかけるの大変だよね、みんな。それと持ってる魔力は闇!そして……この世界で一番の魔力の持ち主!どんどん!』
ぱっとカグネに充てられたライトの色が変わる。紫色だ。切り替わるライトにカグネは鬱陶しそうに目を細める。
そして次に蜜柑色の瞳の青年の紹介をする。
『二人目は玖音くん!現在16歳!完全記憶能力という能力があって、蜜柑色の瞳が特徴。活発的で好奇心旺盛。持っている魔力は光!』
ぱっとクオンに充てられていたライトの色が変わる。白色。
そして次に腰まである黒髪にぱっちりと開いている瞳の少女の紹介をする。
『三人目は優音ちゃん!20歳!可愛い清楚系の女子!趣味は読書の学級委員長タイプ!持っている魔力は光!クオンくんと御揃いだけど魔力は高めだよ~!』
ぱっとユネに充てられていたライトの色が変わる。白色。
次に黒髪ショートで可愛い熊のぬいぐるみを大事そうに抱える少年の紹介をする。
『四人目は哀音くん!歳は11歳!この世に多く?存在するかもしれないけど、男の娘。女装ばっかしてるけど一応少年だよ!持っている魔力は水。しかも氷タイプだよ~!』
ぱっとアイネに充てられていたライトの色が変わる。水色だ。
次に紫髪、隻眼の青年の紹介をする。
『五人目は紫音くん! 現在24歳!唯一の高身長!180越えです!どんどんぱふぱふ!そしてこの世界の二番目に魔力が高い人!持っている魔力は闇!カグネちゃんとの勝敗は五分五分!いえーい!テンション上がっちゃうね!!』
ぱっとシオンに充てられていたライトの色が変わる。紫色。
次に茶髪のポニーテールの少女の紹介をする。
『六人目は彬音ちゃん!歳は18歳!チャームポイントはポニーテール!スポーツ万能のスポーツ少女だよ☆持っている魔力は風!竜巻系だよ~!』
ぱっとアヤネに充てられていたライトの色が変わる。緑色。
次に身長170センチ台の眼鏡の青年の紹介をする。
『そろそろつかれt……おっと失礼。七人目は音聖くん!歳は19歳!無口冷静、頭脳派!いつも図書館にいるよね~知ってるよ~!持っている魔力は無!』
ぱっとトオマに充てられていたライトの色が変わる。灰色。
次にピンクのど派手なショートに赤色や緑のメッシュが生える少女の紹介をする。
『八人目は愛音ちゃん!歳は16歳!やばい!この作者と同じだと今気が付いた!けどかけ離れてるしこっちのこの方が断然可愛いよ☆一番ど派手な女の子だけど実はとってもいい子だからね!嫌わないでね!持っている魔力は火!マグマ系だよ~』
ぱっとアンに充てられていたライトの色が変わる。赤色だ。
次に金髪でボブショートの少女の紹介をする。
『九人目はアリアちゃん!歳は21歳!フランスと日本人のハーフだよ☆唯一の外国人ってやつだね。いじめちゃだめだよ?トオマに劣らず頭がいいよ、勘が鋭いよ!気を付けてね!持っている魔力は水。氷系はからっきしだよね~習得しようね☆』
ぱっとアリアに充てられたライトの色が変わる。水色。
次にTHE☆爽やか!って感じの青年の紹介をする。
『十人目は涼音くん!歳は29歳になる感じ?みんなの頼れるお兄さん☆でも怒ったら最後、炎の渦に包まれちゃうよ~><こわいよ~><持っている魔力は火!』
ぱっとリオに充てられていたライトの色が変わる。赤色だ。
次に特に特徴もなさそうな青年の紹介をする。
『十一人目は玲音くん!歳は28歳!実は?実は実は実は?リオくんと双子の兄弟だったりしまーーす!びっくり?びっくり?似ても似つかないってこういうこと?本当に?まじで?神様も吃驚で爆笑しちゃった☆なーんも取り得ないけど、唯一あるとするのならば、その前髪で隠れている目が真っ赤なことくらいかな?みんな知らないでしょ?兄のリオくんも知らなかったっぽいww笑えるwwwごめんw持っている魔力は無』
ぱっとレイトに充てられていたライトの色が変わる。灰色。
そして最後にいつの間にか居たうさぎを持っている少女の紹介をする。
『最後に十二人目、新人さんです!奏音梨ちゃん!まだ歳は10歳です☆みんな仲良くしてあげてね!持っている魔力は風!これは亡くなったナギトくんからもらってまーす!』
ぱっとカオリに緑色のライトが充てられる。これで12人紹介終わり。
見て分かる通りライトは魔力の属性を表す色である。
『因みに歳公開したけど、みんなの成長は25歳で止まるから、現時点で25歳で止まってるんだよ~しってる?知ってた?知ってたよね?因みに29歳とかは推測だから適当だけどね☆じゃあまたね~~!』
一通り紹介を終えた神様は補足を喋った後に、何も喋らなくなった。
正確にはもうその場にはいなかったのだろう。
ゆらゆらと虚しくライトだけが12人を照らしていた。