表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの頃  作者: サウス
4/10

15の夏 四話

淡い片想いはあっけなく散ってしまった。

淡い片想いははかなく、こっぱみじんに砕け散った。後日、クーコと仲の良い女の子と付き合っていた陸上部のヤツから聞いたのだが、あの時のサッカー部のキャプテンの含み笑いには意味があった。


クーコは僕が彼女に書いた手紙を全て彼に見せて笑っていたのだ。


そんな事とはまったく知らず、僕はその時はひどく落ち込んだ。


苦い涙をたくさん流した。辛い15の夏の一夜だった。15の夏は結局、大人の階段昇るどころか、階段を転がり落ちる始末だった。散々な夏だった。

気がつくと、秋の気配が漂いはじめ、僕もそろそろ受験勉強でも始めるかな、と思い始めた矢先、中学生活最後のイベント、体育祭の季節が到来した。僕はここでまた一つの恋に出会う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ