日常
かなり、か〜な〜り時間が空いてしまいましたが何とか完成
ちょっと書き方を変えてみた
千晶side
「ハァッ!ハァッ!ハァッ!」
息を切らせて教室に駆け込むと、クラスメイトが弾かれた様に私に注目する
気まずい沈黙・・・
私はその視線に耐え切れず曖昧に笑うしかなかった
幸い、すぐに視線を外されたけど・・・
顔のほてりは取れてくれない
恥ずかしさに俯きながら自分の席に向かうと隣席の男子がニヤニヤ笑いながら声を掛けてきた
「やらかしたな浅倉」
「うるさい、守天」
こいつは守天傀士2メートル近い長身でかつ細身の美男子だ
因みにコイツとは、中学からの腐れ縁でよく遊んではいるが、互いに恋愛感情は無いと思う
なぜなら・・・
「千晶さん、大丈夫ですか?」
声を掛けてきたのはクラスメイトの伊原木蓮花だ
彼女は守天とは対照的に小柄ながら、長い黒髪を垂らした美少女である
自称、傀士の婚約者だが・・・
「仲いいわね・・・」
蓮花が腰掛けているのは傀士の膝の上
初めは驚いたが今では当たり前の光景になってしまったのが悲しい
凸凹ながらも絵になる二人に溜め息をつきながら鞄を開く
教科書を取り出していると肩を叩かれた
誰かと思って振り向けば風紀委員の源光が満面の笑みを浮かべていた
「減点1」
「・・・なぜ?」
突然の減点宣告に戸惑うと光は更に笑みを深めた
(いや、目がわらってないんですが)
「廊下は走っちゃダメよ?」
「・・・了解」
うん、廊下走る、良くない、分かります
「浅倉さんはこれで減点3ね」
そう言いながら光はノートに正の字を書き込んでいく
これが5点貯まると強制奉仕作業、つまり罰掃除が待っているのだが・・・
(後2回でアウトか)
肩を落とす私を見ながら守天が笑い、伊原木さんがそれを窘める
笑う守天を睨みつけた瞬間、教室のドアが開かれた
「失礼します、浅倉さんはいますか?」
現れたのは赤髪をシニョンで纏めた美少女にして私の従姉妹
朝倉静音だった
彼女は浅倉の本家筋の人間で私のような紛い物ではなく本物の魔女である
だからこそ・・・
「ちょっと・・・いいかしら?」
満面の笑みで魔女は微笑んだ
どうでしょう?
3人称より読みやすければ幸いです
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