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第二話 季楽の少年時代の日常と新生便利屋誕生

季楽の日常は平日は学校と修行、土日は師匠の元で

実践的な修行と中々忙しい日々を送る。

学校生活は元の学校から転校して友達作りは苦戦して

それに変わるきっかけとなるトラブル発生…

7年後になり、師匠から衝撃の宣言が…

 一通り、山六と季楽との養子縁組の手続きを終えて、

 便利屋での冷との生活をし始めて1ヶ月たった…

 土日は山六の元での竹刀の修行、平日は学校生活と

 夕食後の冷の元での傘の修行である。

「傘の素振り100回だ。」

 季楽に子供用の傘を持たせる冷。

「昨日は50回だったぞ。急に増えすぎだろ。

 師匠はもっと実戦をやらせてくれるよ。」

 主張はするものの、実際体力も力自体も上がって

 いるため、悔しいとも思っている季楽。

「だからだよ、師匠が実戦してくれるなら、

 私は基礎力を高めること担当でしょ。

 それに基礎は一番大事だからね。

 なんせ平日の方が長い。」

 淡々と最後はキメ顔で言う冷。

「当たり前のことを良いこと言ったみたいに

 言うな。分かった、悔しいけどな。」

 素直な季楽。

「うん…じゃあ私は先に寝るから。

 おやすみ。」

 満足して寝に行く冷。

「おやすみ!先に寝るのか、満足しやがって。」

 ちゃんと挨拶を返し、文句言いながらも100回

 しっかりやり、宿題をやって、風呂に入り寝た

 季楽。

  〜小学校での生活〜

「おはよう、季楽くん。」

「おはよう、(たいら)。」

 微妙な距離感で過ごしている。

 町は何個か小学校があり、学区が違うため転校した

 のは良かったのだが、そんなコミュニケーションが

 上手いわけではないので、同級生止まりである。

「あれ?ない、僕の筆箱が。」

 平が慌てている。

(うん?どうしたんだ?)

「平、どうした?」

 話しかける季楽。

「ここに入れてあったはずの筆箱がなくて…。」

 混乱している平。

「分かった、探す。」

(確か、冷は最初にくまなく探す。そこから

 人を観察する。そうしてたな。)

 冷の考え方を元にする季楽。

 机の下、ロッカー、ゴミ箱、クラスの前の廊下を

 探す。

「これか?教員用の机の下にあったぞ。

 暗くて見にくかったんだな。はい、どうぞ。」

 丁寧に拾って埃を払い、平に渡す季楽。

「すごい、すごいよ季楽くん。ありがとう。」

 わぁと明るい顔になって言う平。

「…あ、あぁ。別にその探し回っただけだからな。」

 照れる季楽。

「すごい、季楽くん。」

「すげー、季楽くん。」

 クラスメイトも盛り上がっている。

 こうして、頼られる存在になり友達も増えた。

  〜便利屋 さんろく〜

「ただいま。」

 誰もいないと思っているため、普通の声で言う

 季楽。

「おかえり、季楽。」

 単調な声で言う冷。

「…!いたー!」

 驚いて大声を出す季楽。少し嬉しさもある。

「いるよ、なんかあった?」

 冷静に返し、珍しく質問する冷。

「実はな、平がな筆箱なくしてよ。

 それで冷がやってる方法で見つけたんだ。」

 どうだと言わんばかりに話す季楽。

「それで依頼料はもらった?」

 便利屋の仕事と同じにする冷。

「普通に返しただけだよ。みんなから褒められた

 けどな。」

 自慢げな季楽。

「そう…、良かったね。」

 興味ないように返す冷。

「それだけかよ、俺は宿題やってくる。」

 怒ったように言いながらも、少し冷が笑ったことを

 見逃さずに嬉しいと思っている季楽。

「はーい。」

(季楽の成長が嬉しく感じるのは興味持ってる

 のかな。分かんないや。)

 表にあまり出さないだけで思うところがある冷。


  〜7年後 朝〜

冷姉(れいねぇ)、学校行ってくるからな。午前中には帰る。終業式だからな。」

(多分、半分聞いてねぇ。まぁいつもだけど。)

 声変わりをして低音イケボになっている季楽。

「いってらしゃーい。分かった。」

(今日、師匠来るんだよな。ちょうど良いな。)

 相変わらず淡々と返す冷。

 お昼前…

「ただいま、冷ー!季楽は学校か?」

 山六が大声で言う。

「あっ、師匠おかえり。えっとなんか早く帰って

 くるらしい…待ちますか?」

 うろ覚えな冷。

「そうか、じゃあ待つか。揃った方が良いからな。」

 ニヤニヤしながら言う山六。

「ただいま…って師匠!久しぶりです。

 帰ってくるなら冷姉教えてくれよ。」

 驚いた後、冷に突っ込む季楽。

「おかえり、えっ言ってなかったけ?」

 挨拶した後、とぼける冷。

「言われてねぇ。」

 怒る季楽。

「まぁまぁ、二人とも座れ。」

 いなした後、真剣な声で言う山六。

「はい、師匠。」

 空気感に戸惑う冷。

「はい…。」

 空気感に飲まれる季楽。

「今日付けで冷を二代目にする!

 季楽は三代目候補だ。

 俺も歳だし、7年も修行すりゃ良いコンビだろ。

 俺は自由に生きる!」

 言い切る山六。

「……えっ?あ、ありがとうございます。」

(元からほぼいなかったが?)

 内心突っ込むが素直に受け入れる冷。

「ありがとうございます!」

(元から自由だった気がする?)

 内心疑問だが、全力で喜ぶ季楽。

 こうして新たな便利屋が誕生した…



冷 「もしもし、便利屋さんろくです。

   犯罪以外ならなんでも受け合います。

   あとがきの依頼ですね。分かりました。

   季楽ーあとがきを作者さん依頼されたから

   やるよー。」

季楽「冷姉、あとがきだな、任せろ。

俺が少年時代の話をやってたな。

修行はめっちゃ大変だったなー、

学校では俺の活躍が光ったぜ。」

冷 「はいはい、良かったねー。」(棒読み)

季楽「冷たいぞ、冷姉。褒め言葉一つくらい

   あっても…」

山六「すごいな、季楽。便利屋の基礎がしっかり

   身についているぞ。この調子で頑張れ!」

季楽「師匠ー!?いつの間に。ありがとうございます。

   鍛錬これからも頑張ります。」

冷 「師匠は相変わらず自由ですね。

   急に私を二代目にするぐらいですし、慣れてます

   けど、二代目頑張ります。

   応援よろしくお願いします!

   最後一緒に言いますよ。」

季楽「はい!冷姉」

山六「おぅよ!冷」

全員「読んでいただきありがとうございます!」





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