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最終話 これからも便利屋は続いていく

クリスマスパーティの翌日…

冷は珍しく起きてこない。

季楽は心配になり様子を見に冷の部屋に入ると、

高熱を出して倒れていた。

菫やローズ、師匠の山六に助けてもらいつつ、季楽が

看病をする。

その時に、依頼が入り、ローズとともに向かう。

その依頼達成後、好きな食べ物を買って、

改めて冷の様子を見に行くと…


 クリスマスパーティの次の日…

 季楽が先に起きていた。

 冷がいつも朝早く起きて、もう朝食を作っていて

 それを手伝うという日常である。

「おはよう、冷姉?っていないな。

 まだ寝てるのか?でも仕方ないか…昨日疲れてた

 からな。たまには俺が作るか。

 いや、先に様子見てからにしよう。」 

 様子が気になって、部屋の前まで行く季楽。

「冷姉、もう朝だぞー。起きるのか?

 俺が朝ごはん作るからよ。」

 大声で言う季楽。

「……。」

 返答なしの冷。

「うーん?まだぐっすり寝てるのか?いや起こそう!

 冷姉入るぞ!」

 思い切って入る季楽。

「おっ…寝てるな…うん?顔赤くないか?」

 冷の様子が変であることに気づき、すぐに一階に

 走って降りて、デジタル体温計を探し、見つけて、

 走って冷の部屋に戻る。

「うーんと、落ち着け…これは熱を計るためだ。

 やましいことはない!」 

 男子高校生である季楽は多感である。

 なるべく見ないようにして、脇に体温計を挟む。

 ピピっと鳴ったため、見ると…

「あっ…38.0度…熱あるな。明らかに。

 どうしよう、菫さんに連絡か。そうするしか

 ないよな。他は男しかいねぇし。」

 連絡先を知っているのが菫ぐらいしか女性が

 いなく、焦るも連絡することにした季楽。

「…もしもし、竹刀 季楽です。」

 おそるおそる言う季楽。

「もしもし、遊園 菫です。

 珍しいわね、季楽くんからかかってくるなんて。

 何か用かしら?」

 嬉しそうな感じで話す菫。

「実はな、冷姉が熱出して、俺は男だから着替えとか

 できないからよ。お願いしたいんです。」

 最後は自然と敬語でお願いする季楽。

「…それは大変じゃない!ローズとともに行くわ。

 来るまで、できることしてなさい!」

 早口で言った後、すぐに切る菫。

「はい…うーん?とりあえず…よし。」

 考えた後、一階に降りる季楽。

 まず、冷えピタを出す。

 氷枕もあったため、そこにタオルを巻く。

 それを冷の枕と交換して、冷えピタをすぐにパッと

 貼って、一階に戻る。

 そこまでは良かった…問題はおかゆである。

 いつ起きるかわからないとはいえ、食事は必要

 だった。

「作り方…ご飯は炊けるから炊いて…そこから

 水いるよな。比率は…分かんねぇ。」

 炊飯器に3合分をセットして炊き、鍋を用意して、

 水の比率を考えていた。

「平に聞くか。いや、師匠に聞くか。」

 師匠に電話する季楽。

「もしもし、竹刀 季楽です。」

 明るい声で言う季楽。

「おぅ、季楽どうした?珍しいな電話かけてくる

 なんてな。」

 嬉しそうに言う山六。

「実は、冷姉が熱を出してしまい、おかゆを作ろう

 としたのですが、わからなくて困ってます。」

 気まずそうに言う季楽。

「…冷が!?昨日無理させちまったからな。

 今から行くからな!じゃあ切る!」

 答えを言わずに切る山六。

「っ…あっ、おかゆの作り方教えてもらえずに

 切られたぞ。自由というか、焦ってたな。」

 師匠の様子に苦笑する季楽。

「あっ…思い出した、春花さんの連絡先

 知ってたな。聞いてみるか。」

 TUNAGARUNの方で聞いてみることにした季楽。

[おはようございます、春花さん。

 冷姉が熱を出してしまって、おかゆを作りたい

 のですが、作り方教えてください。](季楽)

 数分後…

[おはようございます、それは大変です!

 おかゆの作り方ならいくらでも教えますよ。

 水は米の2倍の比率で、卵を一個分とネギを

 刻んで、塩をかけて完成です。](春花)

[季楽兄ちゃん頑張ってねー。冷さんのことを

 しっかり看病するんだよー。by紅葉

 私たちは行けないのですが、冷ちゃんに

「お大事に」と伝えてください。](春花&紅葉)

[ありがとうございます!](季楽)

「紅葉ちゃんも応援してくれてるな。

 作ってみるか。」

 やる気が出た季楽。

 〜冷の部屋〜

「…うー、冷めた!?」

 びっくりしておでこを触る冷。

(体が重い…これ、風邪ひいた?もしかして

 季楽が…どうしよう。めっちゃ迷惑かけてる。)

 申し訳ないと感じている冷。

「わぁー!」

 季楽が叫んでいる。

「うるさい…どうしたんだろ。」

(動けない…)

 小さく言う冷。

  〜キッチン〜

「わぁー!…吹きこぼれるなよ。火を止めて…」

 お湯が吹きこぼれて慌てる季楽。

「これは…うーん、一応おかゆか?いや、

 病人に食べさせるには…抵抗あるな。」

 水分量が少なく、見た目もあまりよくないおかゆに 似た何かにどうしようとなっている季楽。

「これはおかゆですか?見た目は死んでますね。

 季楽様。」

 ローズが季楽の真隣に現れる。

「わぁ!いつの間に来たんだよ。ローズさん。

 しょうがないだろ、一人で料理したことねぇん

 だから。」

 怒って目線を逸らす季楽。

「先ほど来て、一応お声がけしたのですが、

 気づいていなかったようなので、

 近づいてみました。」

 笑顔で面白がっている節があるローズ。

「そうか、集中してたな。師匠は来てるのか?

 菫さんは来てるとして。」

 状況を把握したい季楽。

「師匠様はいらっしゃっています。

 お嬢様と共に冷様のお部屋に向かわれましたよ。」

 明るい声で言うローズ。

「えっ…とりあえず俺行ってくるからな。

 おかゆは…持っていく。」

 嫌な予感がして、少し迷ったがおかゆを持って

 向かう季楽。

「いってらっしゃいませ、季楽様。

 あら、キッチンの後始末は私がしておきますか。」

 キッチンはぐちゃとしていたため、ローズはメイド

 の仕事を始める。

 〜季楽が気づく前の冷の部屋〜

「冷、入るわよ…はわぁ、冷起きてる!?」

 びっくりしてる菫。

「冷ー、起きてるじゃねぇか。」

 病人にもお構いなしな大声で話す山六。

「うぅ…なんで…来たの?師匠もなぜこちらに?

 師匠は声がでかいです。」

 無理やり起き上がって弱々しく言う冷。

「おぉ〜割と元気じゃねぇか。」

 べしべしする山六。

「ちょっと、山六さん、元気じゃないから

 やめてくださいますか!?」

 育ちのよさは出ながらも慌てる菫。

「大…丈夫…」

 死にそうになっている冷。

「冷ー!?山六さんはおとなしく出ていって

 ください!」

(びくともしないのだけど、さすが二人の師匠ね)

 無理やり押して出そうとする菫。

「おおー、分かった。俺は帰るぞ。

 お見舞いだけ置いてくからなぁ。」

 ボンとおみあげを置いて、部屋から出ていく山六。

「あ…ありがとうございます。ご足労かけました。」

 弱々しくお礼を言う冷。

  〜季楽、冷の部屋へ向かう〜

「師匠!?どこへ行くんですか?」

 師匠が出てきて驚き、冷静に聞く季楽。

「俺は菫に追い出されてしまった、ハッハァ。

 だから帰るぞ。冷を頼んだぞ、じゃあな、季楽。」

 陽気に笑ってから、真剣に冷のことを託す山六。

「は、はい…冷は俺がちゃんと看病します。」

(師匠、なんかやらかしたな。)

 唖然としつつ、意志を強く言う季楽。

 内心は何かやらかしたと察する。

「冷姉、菫さん、入るぞ。」

 片手でゆっくりと入る季楽。

 片手におかゆの鍋がのった木のトレイを持つ。

「あら、季楽くん、冷は起きてるわよ。

 少し熱が下がったみたい。着替えさせたわ。」

 状況を説明する菫。

 起きてるのを知って、思わず後ろにおかゆを隠す

 季楽。

「そ、そうか。少しは良くなってきたみたいだな。

 冷姉、お腹空いてるか?」

 少し安心して気まずそうに心配そうに言う季楽。

「…食欲はない……」

(なんか隠してたな…多分食べ物。)

 正直に答える冷。

「うん?後ろに何隠してるのよ?」

 近づいていく菫。

「あっ…いやこれは。」

 動かないが、見せたくない気持ちでいっぱいな

 季楽。

「あら…おかゆかしら。冷、おかゆなら

 食べられるんじゃないかしら?」

 察して、本人に聞く菫。

「おいといて…寝る。」

 そっけなく返事をして、すぐに寝てしまう冷。

 すーすーと寝ている。

「…俺…また来るな。」

 いそいそ出ていこうとする季楽。

「ちょっと、おかゆは置いて行きなさいよ。」

 見逃さない菫。

「……分かったよ。」

 静かに置く季楽。表情は曇っている。

「…なるほどね、食べるわよ。安心しなさい。」

 おかゆを見て察しつつも自信を持って言う菫。

 静かに季楽と菫は部屋を出る。

  〜依頼が来た〜

「ほんとに食べっかな?自信ねぇ。」

 傷心の中一階に降りる季楽。

「冷はほんとにまずかったら食べないわ。

 美味しかったら食べるわ。それだけよ。」

 フォローにはなってない菫。

 ローズは静かに笑っている。

「うー、フォローになってねぇよ。ローズさんは

 静かに笑うな。」

 泣きになりながら、ローズにつっこむ季楽。

「失礼いたしました、菫お嬢様のフォローが

 あまりにも下手でしたので。笑いがこみあげ

 まして…」

 思い出してまた笑いそうになっているローズ。

「もう、ローズ!そうだけれど、笑いすぎよ。」

 認めるが、顔を赤くして怒る菫。

 プルルと電話が鳴る。

「おっ、電話?…もしもし、便利屋さんろくです。

 犯罪以外ならなんでも受け合います。」

 冷のまねをしている季楽。

「もしもし…子猫がうちの屋根から降りられなく

 なっててね。助けて欲しいんよ。」

 おばさんぐらいの年齢の人からの依頼である。

 季楽はメモをしっかりとる。

「季楽くん、どんな電話だったのかしら?」

 気になり、質問する菫。

「依頼だぞ。今から行ってくる。」

 一人で行こうとする季楽。

「お待ちください、季楽様。私も同行いたします。」

 ローズが言う。

「いや俺だけで大丈夫だ。屋根から降りられない

 子猫助けるだけだしよ。」

 なんでという顔をして言う季楽。

「それなら一応ローズを連れていった方がいいわ。

 万が一冷がいない間に怪我されても困るもの。」

 少し威圧感強めで言う菫。

「そこまで言うなら、分かった。

 勝手についてこいよ。別に一人で平気だがな。」

 納得は行かないため一人で平気と豪語する季楽。

「じゃあいってくるぜ!留守番よろしくな、

 菫さん。」

 勢いよく飛び出す季楽。

「いってまいりますね、菫お嬢様。」

 急いでついていくローズ。

「いってらっしゃい。」

 送る菫。

  〜依頼は危ない予感?〜

 依頼先に向かっている季楽とローズは走りながら、

 話していた。

「季楽様、冷様があのようになったことは今まで

 ありましたか?すごく心配している様子ですが。」

 質問して、からかうように言うローズ。

「最後の方はからかってるだろ。初めてだ。

 俺は看病されたことあっけど、冷は隠すのが

 上手いからか、体調悪そうどころか、昨日が初めて

 疲れた姿見たぐらいだぞ…」

 複雑な気持ちになる季楽。

「冷様は他人に関心がなく、頼るのも苦手な方です

 からね。季楽様を心配させたくなかったの

 でしょう。菫お嬢様は私に頼りまくってい

 ますが。」

 あえて言っているローズ。

「…最後のは言わなくても良かっただろ…」

 引いてる季楽。

「そういえば、冷様の好きな食べ物わかりますか?

 体調悪い時はそういうものの方が食べられたり

 しますから。」

 冷静に話題転換をするローズ。

「おっ?好きな食べ物…プリンだな。よくお菓子

 で食べてるな。あとはピザか?月一回はピザ専門店の持ち帰りとかスーパーYESのとか食べてるな。」

 思い出す季楽。

「なら、帰りにプリンを買いましょう。

 柔らかいものならば食べられると思います。

 なくても保管できますし。」

 合理的なローズ。

「そうだな、元気出るだろうしよ。」

 明るくなる季楽。

 依頼場所に着くと、今にも落ちそうな子猫が怯えて

 動けない状態になっていた。

「安心しろよ、今助けるからなぁ!」

 勢いよくよじ登っていく季楽。

 ローズは下から様子を見る。

「季楽くん、気をつけてねぇ、メイドさん?

 初めてみたわぁ、付き添いなの?」

 メイドに興味津々な依頼人。

「はい、菫お嬢様に言われておりまして。」

(本当は面白そうな季楽様が見れそうだから来た

 だけですが、菫お嬢様が季楽様に怪我されたら

 困ると言っていたのは本当ですから嘘ではない。)

 笑顔の奧にひそむ性格の悪さなローズ。

「もう少し、慎重に…よし!捕まえたぞ!」

 伏せた状態で捕まえて、勢いよく立ち上がり、

 子猫を高々と掲げる季楽。

「季楽様!危ないです!」

「ぇ…あっ瓦が!たっ!?落ちる!?」

 瓦が少し崩れて季楽がバランスを崩し、そのまま

 落ちそうになる。

「ふ…しかたないですね!」

 高く飛び上がって、季楽と子猫をキャッチする

 ローズ。

 お姫様だっこである。

「ありがとう、お、降ろしてくれ。」

 お礼を言ってから、恥ずかしくなって言う季楽。

「はい、季楽様。」

 丁寧におろすローズ。

「大丈夫かい?怪我ないかい?」

 慌てる依頼人。

「大丈夫です。子猫も怪我はないです。

 どうぞ。」

 丁寧に渡す季楽。

「なら良かったわぁ、これ依頼料ねぇ。

 ありがとうねぇ。」

 ぱぁと安心と嬉しさが出た笑顔でお礼を言う

 依頼人。

 帰りにプリンを買って、家に向かった。

  〜季楽のおかゆ〜

 全員部屋を出た後、冷はこっそり起きた。

 おかゆの入った鍋を見つめる。

「季楽が一人で作ったおかゆか。」

 鍋の蓋を静かに開ける。

 見た目は明らかに失敗していたが、一口食べる。

「うん、味はいけるな。というか普通に美味しい。

 べちゃっとはしてるけど…優しい味。」

 ポカポカして、嬉しそうに微笑む。

 こっそり実は見ていた菫には気づいていない。

 菫は見届けてから、ばれないように降りていった。

  〜プリン〜

「冷姉、入るぞ。」

 少し緊張しながら、入る季楽。

「はい、おかゆ美味かった。」

 入った途端に空っぽの鍋を渡す冷。

「えっ…食べたのか!?全部。美味しくなかった

 だろ。無理して食べられても嬉しくねぇ。」

 決めつけて言う季楽。

「自信なかったか、やっぱり。

 美味しかったよ。だから食べた。」

 意地悪に笑って事実を伝える冷。

「ありがとう、そのプリン買ったから食べれる

 ならよ。」

 目線を逸らして、顔を赤くしてプリンの入った

 ビニール袋を差し出す季楽。

「食べる!ありがとう、季楽。」

 嬉しそうに笑い、美味しそうに食べる冷。

 熱で弱ってるからか、素直な表情である。

「……かわいいな。」

 小声で言う季楽。

「うん?なんか言った?」

 不思議そうな顔して言う冷。

「なんでもねぇよ」

 ふっと笑って言う季楽。

「そう」

 笑い返す冷。

 〜便利屋はこれからも続く〜

 1日ですっかりよくなった冷。

「熱が下がっても無理はダメよ。

 理解してるかしら?冷。」

 ピンとデコピンをする菫。

「…分かってるよ、菫。」

 おでこをおさえつつ、少し怒った表情で言う冷。

「ありがとう、菫、ローズさん。」

 真剣に言う冷。

「いえ、当たり前のことしたまでですわ。」

 カッコつけて言う菫。

 ローズは菫の横でおじぎをする。

 こうして、夜に帰っていった。

 次の日、冷はいつも通り早く起きて、朝ごはんを

 作り始める。そこには季楽もいる。

 季楽メインで冷が見守る形で作っている。

「はい、弱火にして、焦げるよ。」

 坦々と言う冷。

「分かってるぞ、あちち。」

 火傷しそうになる季楽。

「慌てない、料理は落ち着きが大事。」

 弱火にして、季楽の手を握り、水道まで誘導して、

 冷まさせる冷。

「おい、一人でいいだろ。離せって!」

(人の気も知らないでやってくるな…冷姉は。)

 手を握られてるのが恥ずかしくて怒る季楽。

「おっ、ごめん。これ、お皿に移しとくね。」

 特に気にしてないようで普通に謝り、料理を皿に

 移す冷。

 朝ごはんは冷の見守りあって見た目も美味しそうな

 ものになった。

「いただきます。」

 二人は美味しそうに食べ、その後は、いつも通りに

 依頼を待つ…

 便利屋はこれからも続いていく。

季楽 「冷姉が元気になって良かったー。

    初めての看病は疲れたけどな。

    おかゆは失敗したのに冷姉食べてくれた

    しよ。」

冷  「美味しかった…優しい味で。

見た目は死んでたけど。」

季楽 「(ぎくっ!)そうだよな…。

    見た目はダメだったな。」

菫  「でも、食べてくれて良かったじゃない。

    後ろに隠した季楽くんは中々

    可愛かったわね。」

季楽 「っ…それはだな…///(赤面)。」

ローズ「かわいいといえば、依頼での子猫を助ける際に

    屋根から季楽様が落ちそうになって助けた時の

    私はかっこよかったです。それでお姫様だっこ

されたのに気づいた季楽様の表情はもう最高

でしたよ。」

季楽 「やめろ!思い出すな、一番忘れたいわ。」

菫  「…ローズ、それぐらいしてあげなさい。(困惑)

    冷、無理はしないでよ。人に頼るってことを

    覚えなさい。」

冷  「うん…。」

季楽 「(しないな、これ)。」

冷  「季楽、菫、ローズさん、本当にありがとう。」

菫  「当たり前ことしただけよ。」

季楽 「そうだぞ、当たり前だ。」

ローズ「そうですね、次は菫お嬢様が倒れたら、

    季楽様におかゆ作ってもらいますか。」

季楽 「笑いながら言うな、次はちゃんと作れる

    からな。ローズさんの予想通りには

    ならないぞ。

    これで話は最終回ってやつなんだよな。」

冷  「そうだね、関係ないけど…便利屋は続く

    から。」

菫  「そうね、私も勝手にお邪魔させて

    いただくわ。」

ローズ「菫お嬢様にお仕えしてますね。」

冷  「変わらない日常…これからも便利屋は

    続きます。みんな行くよ、せーの!」

全員 「最後まで読んでいただきありがとうござい

    ました!」

作者のあとがき

最後まで読んでくださりありがとうございました。

初めて、完結まで書くことができた作品です。

冷の無関心ながらも人を助けることのできる強さ。

季楽の不器用だけど、まっすぐに人に向き合うことの

できる優しさ。

菫の素直でないところがありつつ、冷のことを思って

いる友達思いのお嬢様。

師匠である山六は豪快で自由ながら、弟子愛が強い。

最終回まで書けて本当に嬉しいです。

改めて最後まで読んでいただきありがとうござい

ました。




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