エピローグ
「あれだけ暴れてみんなかすり傷でよかった!」
私達はネットワーク世界に戻っていた。
凛と芽依も横でスヤスヤと寝息を立てていた。
ベッドの中で妹と会話していた。
「お姉ちゃん、寧々怖かった…もう何されるかわからなくて…」
寧々は私にしがみ付いてきた。その頭を両腕で抱いた。そして頬を付けてスリスリした。
「怖かったね、もう大丈夫だよ」
すると彼女の安堵した吐息が甘く私の首筋をくすぐった。
寧々の頭がすぅっと動いたかと思うと耳を唇で挟まれた。軽く力を入れられムニュムニュされた。
「寧々…温かいよ…」私は吐息とともに言葉が漏れた
「気持ち良いでしょ?お姉ちゃんの得意技ってこんな感じなんだよ」笑顔を向けてきた。
「もっと続けて…」妹に言った。
彼女はそっと私の上に移動した。私はベッドに押し付けられた。
そして首筋から舌を這わせられた。そのまま下に向かう。妹にされることは珍しい…いや初めてだ。
「今日はお姉ちゃんを癒やしたげるね」
鎖骨にそってちろちろと舐められる。舌の当たる場所が痺れる。
左腕が持ち上げられ、上腕を揉まれながら脇をパジャマの上から舐められた。
揉まれる腕、脇に意識が集中する。じんじんと疼いた。きらいじゃないこの感覚。
私の心臓がバクバクしている。それに合わせて呼吸が荒くなったみたい。
「お姉ちゃん珍しく興奮してるのね…」胸に耳を当て心音を楽しんでいる。
「声上げるとみんな起きちゃうよ」ふふふと寧々。
パジャマのボタンが外された。ブラはつけていなかった。
「キレイ…」
左胸に暖かさを感じゆっくり揉まれるのを感じた。
「マシュマロみたい。ふかふかだぁ~」
下から上へ持ち上げるように、右回りにされたかと思うと左回りにされいろいろ揉みしだかれた。
「ああ…お姉ちゃんをからかわないでよぉ…」
「気に入った?ねぇお姉ちゃんの匂い…スキ」
寧々は私の胸の中で大きく深呼吸した。これってフェロモンっていうのかな?
「そういえば、なにか独特な匂いというかなんというか、私がこんな匂いをさせてるんだ」
「そうだよ。お姉ちゃんのエッチ」と耳元で囁かれた。
はああ、頭が白くなりそうだった。
「お姉ちゃんの先っちょこんなになっちゃてるよ。気持ちよさそう」
左の胸の先を指先で弾かれた。妹にこうやって弄ばれるのもなんだか奇妙だった。
「寧々もお姉ちゃんに可愛がられているとき同じようになってるんだよ」
もう一度弾かれた。頭の中がぐわんぐわんと引っ掻き回されるようなそんな感じ。
「気持ちいいでしょ?」
「はぁはぁ。もうどうにかなっちゃう…言葉にならないくらいよ…もっとして…」おねだりしてみた。
「ウン」左の胸がお口に含まれたのが分かった。私は何処かに行きそうになる。身体から魂が抜ける…感じがする。
それと同時に右もお口に含まれた…
「左右同時!?」
凛だった。
「凛ちゃん…」
「由紀お姉ちゃん、凛も怖かったんだよ。一生懸命怖いの我慢したの…いいこいいこして」凛がお腹にしがみついた。
凛が泣きじゃくった。それもそうだ、私も怖かったんだからこんな小さい子はもっと怖かったんだろう。
凛の様子を見て寧々が凛の頬を伝わる涙を舐めた。
「由紀お姉ちゃん。凛と寧々でずっと手を握り合って耐えてたんだ。怖かった」
私は凛の頭をなでた。
「凛、頑張ったね…」喘ぎながらもなんとか声に出した。
そして、二人に左右の胸を吸われた。
「お姉ちゃんのミルク飲みたい…」と寧々。寧々は私から母乳を飲みたいようだ。
「由紀お姉ちゃんってば、身を捩らせてなんて可愛いらしいの…」ひっくひっくと泣きながらそう言う。この子は泣くのと甘えるのがごっちゃになっちゃってる。
「お姉さんを困らせるなんて悪い子たち…母乳はでないよ…」
気持ちよさに私は意識を失いそうだ。
どうにか持たそうと半身を起こした。いつの間にかパジャマはぬがされ、向こうに落ちていた。もうパンツしか履いていない。
「こまった赤ちゃん達…」と二人を抱きしめた。
そこに、背後から抱きしめられた。
「自分も怖かったです。いいこいいこして欲しいですぅ」
突然芽依にも抱きしめられた。
そんな芽依を抱きしめたくなり彼女の方へ振り向いた。
「由紀さん…キレイ…なのです…」
私は芽依を抱きしめ、頬と頬をすり合わせた。そのまま押し倒した。芽依はベッドに倒れる。頭がいたくないよう頭の後ろに手を添えてあげた。
「初めてなんです…優しくお願いします…」と芽依は言う。首筋に唇を付けた。唇を通して脈を感じた。ううううと芽依は必死に目を閉じている。
「可愛い…」
抱きつこうとした瞬間、パンツを脱がされた。
「可愛いのは由紀お姉ちゃんですぅ」凛の目が爛々と輝いていた。
「お腹のラインからお尻にかけて美しいです…」とやさしく触られた。
そこにヒカリが現れた。キャッと言って手で顔を隠しながら「お姉さまたち仲が良すぎです…由紀お姉さまなんて鏡をご覧になられたらいいです。野獣のようですわ…」
私はハッとした!何も着てない!顔が真っ赤になってしまった…
さらに、サヨとリッカが現れた。「おいおい!みんなで遊べるのを見つけたんだ!全員で1ゲームしないか」とサヨ&リッカ。
私達と目があった瞬間、ふたりとも例に漏れず顔を手で覆ったのだった。
「服を着るんだ、由紀よ」
その一時間後、私達はバトルフィールドにいた。ヘルメットとパラシュートを渡された。
「このゲームは100人VS100人VS100人の大規模PvPvP。赤青黄色3チームにわかれて戦うんだ。私達は赤チームなので、それ意外を倒すんだぞ」とリッカ。
「芽依の身体ならしも兼ねていい運動になると思ってさ!」サヨ。
「なにも深夜にやらなくても…」と私。
「まだまだこの時間帯でも遊ぶ!それがわたし達ゲーマー!」と説明してくれる。
「皆と遊べてわくわくです」と芽依。
「わたしもワクワクです!」とヒカリ。
「え!ヒカリも戦うの!」
「お姉さまがた、わたしをしっかり守ってくださいね!」とヒカリに言い返された。いや、あなたが一番戦闘力ありそうだけれど。
「私は全くこういうのには疎いのでウラから隠れて炎の壁で敵の行き先を遮るよ」と瑠夏。魔法職は瑠夏にお似合いだわ。
「寧々と凛が後方からスナイプします」
「最初に死んだやつ、今日の“サンドイッチ花咲”おごりだから!」
「なにその罰ゲーム!」
「きゃはは!それ今だ!突撃!」
パワシュートを付けた私達全員は飛行機から飛び降りるのであった。